市川美織:“ルーツ”求めて真冬の北海道へ 「どうせやるなら」と雪山で“ほぼ水着” 2nd写真集「果汁29%」の思い出

写真集「市川美織 2nd写真集 果汁29%」を発売した市川美織さん
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写真集「市川美織 2nd写真集 果汁29%」を発売した市川美織さん

 アイドルグループ「AKB48」「NMB48」の元メンバー・市川美織さんの2冊目の写真集「市川美織 2nd写真集 果汁29%」(玄光社)が、4月18日に発売された。5年ぶりの写真集で、撮影は写真家の川島小鳥さんが担当。オール北海道ロケで、今年2月に30歳の誕生日を迎えた市川さんの新たな魅力を引き出した一冊だ。「私が生まれた日が大雪だったって話をずっと聞いていたので、自分の生まれの“ルーツ”とも言える雪というものと一緒に撮りたいと思った」と話す市川さんに撮影の思い出を聞いた。

 ◇バックショット多め ちょっとは色気、出せた?

 市川さんが「果汁29%」で目指したのは、懐かしい感じのする“思い出のアルバム”のような写真集。30年前に自分が生まれた日が「大雪だった」ということで、「雪というものに私が何か運命を感じていた」市川さんが向かったのは北海道。昨年12月のことだった。

 「雪を求めて北海道に行くってことになったはいいが、そんなに雪が降ってはいなくて、何なら溶けそうだって事前情報をいただいていたので、最初は『ヤバい!』ってなりましたけど、現地に着いたら猛吹雪で。やっぱり私は何か雪とつながっているものがあるんじゃないかって思うくらい、たくさん雪のシーンを撮れたので、北海道に来てよかったなって思いました」

 現地では、おいしいものもたくさん食べて、その様子も「一緒に写真に収めてもらいました」といい、「旅行プラス、いい思い出のアルバムを作れたんじゃないかなと思います」と手応えをのぞかせる市川さん。

 普段から周りに「みおりん(市川さんの愛称)はずっと変わらないね」と言われることが多いというが、「そういった変わらない少女性と、でもやっぱり少しは大人になっている部分が入っている」といい、「『ちょっとは色気、出ているんじゃないの』という写真もあります」とアピールする。

 「今回は露出が多いか、と言われるとそこまでではないのですが、前回の写真集でおしりをほめてもらったので、バックショットを多めになっています。あとサウナでも撮影してもらって、面白い感じの写真にもなっていますし、いろいろな表情を見せることはできたんじゃないのかなって」

 ◇“果汁100%”にはまだ遠いけれど、成長過程にある今の私

 吹雪の日に雪山(スキー場)で、雪景色をバックに撮影もした。

 「すごく可愛いニットの水着みたいな衣装があって、雪の中、真っ白な場所でこれを着たら、めっちゃ可愛いよねって思ってしまったんですね。でも、雪山に“ほぼ水着”でいくようなものなので、『無理しなくていいよ』とも言われたのですが、どうせやるなら寒さなんてどうでもいいってなり、魂を込めて撮影に挑みました。でも、そのおかげで透明感のある、自分でもすてきと思える姿を撮ってもらえてうれしかったですし、その寒さに耐えた一枚はぜひ皆さんに見てほしいです」

 改めて写真集タイトルの「果汁29%」に込められた思いも聞いた。「フレッシュレモンになりたいのー!」とのキャッチフレーズでおなじみの市川さんを語る上では欠かせない“レモン”とも関係しているように思えるが……。

 「今回、自分の生まれのルーツである雪や、アルバムのような写真集を目指したので、その中でもオリジナリティーというものをタイトルで表すことができないかなと思って、私から提案させていただきました。今の自分を象徴する『レモン』は捨てたくはなかったので、『レモン』もしくは『フレッシュ』という言葉を入れるのもありかなと思ったりもしたのですが、それはそれでちょっとありきたり。だから、そこはあえて伏せる形で、“果汁何%のジュース”みたいな感じで今の自分を表現しようと。『29』は撮影時期が29歳だったので、自分のラスト20代という意味もありますし、100%にはまだ遠いけれど、成長過程にある今の私をぜひ見てほしいなって。完璧じゃないってところを含めて伝わればいいなって思っています」

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