高橋一生:「岸辺露伴」新作 伝説のアワビと対峙 水中シーンで「気を失いそうに」

5月10日放送のドラマ「岸辺露伴は動かない」の第9話「密漁海岸」の会見に登場した(左から)飯豊まりえさん、高橋一生さん、渡辺一貴監督
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5月10日放送のドラマ「岸辺露伴は動かない」の第9話「密漁海岸」の会見に登場した(左から)飯豊まりえさん、高橋一生さん、渡辺一貴監督

 俳優の高橋一生さんが4月22日、NHK放送センター(東京都渋谷区)で開催された主演ドラマ岸辺露伴は動かない」の新作エピソード(第9話)「密漁海岸」の会見に出席した。主人公・岸辺露伴が伝説のアワビと対峙(たいじ)する今作。水中シーンに挑んだ露伴役の高橋さんは「気を失いそうに……」と撮影を振り返った。

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 高橋さんが「CGをほとんど使っていない。アナログでどこまでいけるのかを追求している」と語った今作の現場。髙橋さんは5~10メートルぐらい沈む水中シーンに臨んだといい、「(映像では)あまり伝わっていないのですが、とんでもないことが起こっていて(笑い)。呼吸を吐き切った状態で沈まないと思った以上に沈まないので、カットがかかった後、上がっていけない。こんなに気を失いそうになるんだと」と苦笑い。

 「ダイビングは経験があるのですが、まったく違うものを感じました」と振り返り、そんな苦労もあって「臨場感のある、ある意味芸術感のあるシーンになりました」とアピールした。

 会見には、泉京香役の飯豊まりえさん、脚本・演出の渡辺一貴さん、制作統括の土橋圭介さんも出席した。また、ゲストのトニオ・トラサルディ役のアルフレード・キアレンツァさんも出席した。

 ドラマ「岸辺露伴は動かない」は、荒木さんの人気マンガ「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズ(集英社)のキャラクター・岸辺露伴を主人公としたスピンオフ「岸辺露伴は動かない」(同)の実写化。人を本にして“読む”能力を持つマンガ家・露伴が、奇怪な事件や不可思議な現象に遭遇するサスペンス・ホラー。

 「密漁海岸」では、露伴が、どんな病気でも治してしまうという伝説のヒョウガラクロアワビと対峙する。森嶋初音役で蓮佛美沙子さんも出演する。総合で5月10日午後10~11時に放送。BSプレミアム4Kでは、5月5日午後1~2時に先行放送される。

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