機動武闘伝Gガンダム:今川泰宏総監督による“その後”描く完全新規外伝シナリオ 今夏公開 「ゴングが鳴るまでもうしばし!」

「機動武闘伝Gガンダム」の30周年記念「お祝いイラスト」(C)創通・サンライズ
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「機動武闘伝Gガンダム」の30周年記念「お祝いイラスト」(C)創通・サンライズ

 人気アニメ「ガンダム」シリーズの「機動武闘伝Gガンダム」が30周年を迎えたことを記念して、今川泰宏総監督による完全新規の外伝シナリオが、今夏に同作の公式サイトに掲載されることが4月22日、分かった。本編のサイドストーリーや“その後”の物語が描かれるという。同作は1994年4月22日に放送をスタートし、30周年を迎えた記念日に発表された。

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 外伝シナリオには、4月7日に配信された特番「ガンダムシリーズ45周年 スペシャル配信」で開発中のデザイン画が公開された特徴的なヘアスタイルの新キャラクターも登場し、物語の重要な役割を担うという。

 今川総監督は「東方不敗は遥(はる)かに滅び………やり残したこと、知らんぷりした事………それらが頭の中で30年、暴れたくてもリングが無くて、ふて寝をする間に丸々太り、俺のこの手が真っ赤に燃えて、ついに壁を殴り破って外の世界へ! 果たして誰のどんなファイトが始まるのやら? ゴングが鳴るまでもうしばし!」とコメントを寄せている。

 30周年を祝したイラストも公開された。アニメーターの澤真平さんが、朝焼けの中、晴れやかな表情を見せるドモン、レイン、マスター・アジア、チボデー、サイシー、ジョルジュ、アルゴ、シュバルツ、アレンビー、ゴッドガンダムを描き下ろした。

 「機動武闘伝Gガンダム」は、各国を代表する格闘家がガンダムを使って、格闘技大会ガンダムファイトで争う……というストーリー。1994~95年に放送され、それまでの「ガンダム」シリーズとはつながりのない世界が舞台で、異色の格闘アニメとして人気を集めた。

 「機動武闘伝Gガンダム」が30周年を迎えたことを記念して、同作と「新機動戦記ガンダムW」「機動新世紀ガンダムX」の企画「ガンダムGWX 30周年プロジェクト」を始動した。3年間にわたって周年企画が実施され、2024年は「機動武闘伝Gガンダム」の企画を展開予定。

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