バンダイナムコフィルムワークス、創通は5月8日、サンライズロボットが集結する特設サイト「サンライズロボット研究所」を開設した。サンライズ作品に登場するロボットにフィーチャーし、多角的な視点で研究・推察して、その魅力を広く発信していく。同サイトの開設と連動し、1980年代を中心に人気を集めたロボットアニメ「聖戦士ダンバイン」のオープニング・エンディング映像を最新技術で振り返る実験映像「AURA BATTLER DUNBINE SIDE L」が新たに制作され、公開された。
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「サンライズロボット研究所」は、1977年に放送を開始した第1作「無敵超人ザンボット3」から数多くのロボットアニメを創出してきたサンライズ作品に登場する空想上のロボットやメカについて、過去のデータベースや新規の考察などから、多角的な視点での探求点を見いだし、より深く研究・推察をしていくため設立されたウェブサイト。研究成果として、これまで散見されている設定情報を新解釈としてまとめたものや、作品内の描写、設定をきっかけとした自由な発想でのリポートなどを掲載予定。“研究所”として、取り扱うロボットは、サンライズ作品の枠にとらわれず、より拡大していくという。
サンライズ公式YouTubeチャンネル「サンライズチャンネル」と連動して映像を展開する「映像視聴室」、機体のデータベースを集約していく「資料室」、各作品の世界観を研究・推察を掲載していく「研究レポート」などから構成。今回は「聖戦士ダンバイン」の世界観を深掘りしたリポートが公開される。「サンライズロボット研究所」の展開内容には、「ガンダム」シリーズは含まれない。
「聖戦士ダンバイン」の新規映像「AURA BATTLER DUNBINE SIDE L」は、放送当時のオープニングとエンディング映像を最新の演出と技術を用いて、作品そのものの“普遍性”を発信していく“実験動画”となる。神風動画とバンダイナムコフィルムワークスがタッグを組んで制作される。「SIDE L」と対をなす「SIDE R」も今後展開予定。「SIDE R」は、新武器などの新規設定が登場し、原作とは異なる音楽アーティストによる最新楽曲が使用される。
一部せりふとナレーションが新録され、主人公ショウ・ザマ役の中原茂さんは「あの頃に戻ります、タイムラグなしに。ショウは何も変わっていません。いえ、ショウだけではなく。と言うか、忘れていないことを改めて認識させていただきました。今回、『聖戦士ダンバイン』という作品の持つ不思議なパワーのようなものを感じられたような気がしております。そしてそのパワーの源の一端は、こうしてダンバインを応援し続けてくださっているファンの皆様のおかげだと改めて思っています。皆様のパワー(思い)が集まって『聖戦士ダンバイン』を何時までも飛翔させ続けてくださっています!」とコメントを寄せている。
ナレーションを担当した若本規夫さんは「冒頭の何とも神秘的な色合いの濃い聖書をほうふつとさせるような響きのあるナレーションを担当させていただき今でも光栄に思っています。今回、プロモーションビデオのナレーションを演じて感じたことはダンバインのナレーションの字句を読み上げるのは結構難しい作業だな……と。入れ込みすぎてもいけないし、かといってサラーっと流しても表現として成り立たない。テンポ感もなければいけないが、はしおってもまずい。映像をご覧になったファンのみなさんに喜んでいただけたらうれしい!」と話している。
バンダイスピリッツから関連作品のプラモデル、フィギュアも発売される。
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