保志総一朗:「ガンダムSEED FREEDOM」“フィナーレ”も「終わらんぞ!という気持ち」 “アスラン”石田彰がツッコミ

「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」のフィナーレ舞台あいさつの様子
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「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」のフィナーレ舞台あいさつの様子

 人気アニメ「機動戦士ガンダムSEED」シリーズの完全新作劇場版「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」のフィナーレ舞台あいさつが5月18日、丸の内ピカデリー(東京都千代田区)で開催された。同作は、1月26日に公開され、約4カ月のロングラン上映となったが、公開17週目の5月23日で一部映画館を除く全国規模での上映を終了する。キラ・ヤマト役の保志総一朗さんは「フィナーレとは言わせない!」「個人的には終わらんぞ!という気持ちもあります」と力強く語ると、福田己津央監督は「(フィナーレ舞台あいさつと)書いてあるけど……」とツッコミを入れた。

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 劇場版は、2006年に制作が発表されたものの、その後は長らく続報が途絶えていた。発表から約18年の時を経て、1月26日に公開された。保志さんは「終わっちゃう感じが寂しくて……。20年前に『SEED DESTINY』の放送が終了してから、ゲームだったりで毎年演じてきましたが、劇場版はもうないのかな?と18年過ごしてきました。劇場版で戻ってくることができ、みんなが待っていてくれて、想像以上の盛り上がりで、それぞれが楽しんでくれたことがうれしいです。4カ月は長かったけど、あっという間。個人的には終わらんぞ!という気持ちもあります。単館でもつないで、世界に輪を広げていきたい」と熱い思いを語った。

 福田監督が「とりあえず夏くらいにトークライブをやったら?」と提案すると、保志さんは「機会があれば舞台あいさつをやりたい! これからも盛り上がっていくぞ!」と宣言。保志さんは、思いがあふれ、話が尽きないようで、しゃべり続けると、アスラン・ザラ役の石田彰さんが「まだ終わらないの?」と笑顔でツッコんだ。

 この日は、キラ&カガリ生誕記念あいさつ、フィナーレ舞台あいさつが開催され、全国の335館の劇場でライブビューイングも実施された。ラクス・クライン役の田中理恵さん、アルバート・ハインライン役の福山潤さん、オルフェ・ラム・タオ役の下野紘さんも登壇。登壇を予定していたシン・アスカ役の鈴村健一さんは体調不良によって、登壇を見合わせることになった。

 「機動戦士ガンダムSEED」シリーズは、「機動戦士ガンダムSEED」が2002年10月~2003年9月に放送され、続編「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」が2004年10月~2005年10月に放送された。「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」は「SEED DESTINY」の続編で、福田監督らテレビアニメのスタッフが再集結した。

 5月18日付けで興行収入が47億円、観客動員数が280万人を突破するなど大ヒットしており、1982年公開の「機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙編」が記録した興行収入約23億円を超え、「ガンダム」シリーズの劇場版の歴代最高興行収入記録を約42年ぶりに更新したことも話題になった。

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