1週間のアニメのニュースをまとめて紹介する「アニメ1週間」。5月12～18日は、人気声優の茅原実里さんのデビュー20周年を記念した写真集が発売されるニュースや「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」のフィナーレ舞台あいさつが開催された話題などが注目された。

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　12日、声優の田村ゆかりさんと堀江由衣さんによる伝説のユニット「やまとなでしこ」の楽曲の配信がスタートした。「やまとなでしこ」は、ラジオ番組をきっかけに結成され、2000年に「もうひとりの私」、2001年に「Merry Merrily」の2枚のシングルをリリースした。11日、Kアリーナ横浜（横浜市西区）で開催されたキングレコード主催の大型フェス「KING SUPER LIVE（キンスパ） 2024」の初日に登場したことも話題になった。

　12日、「週刊少年マガジン」（講談社）で連載中の久世蘭さんのラブコメディーマンガ「黒岩メダカに私の可愛いが通じない」がテレビアニメ化されることが分かった。

　13日、「月刊COMICリュウ」（徳間書店）ほかで連載された蒼星きままさんの人気マンガ「きのこいぬ」がテレビアニメ化され、今秋に放送されることが分かった。アニメの詳細は、今後発表される。

　13日、人気アニメ「名探偵コナン」の劇場版最新作となる第27作「名探偵コナン 100万ドルの五稜星（みちしるべ）」の興行収入が128億円を突破したことが分かった。観客動員数は898万人を突破するなど大ヒットしている。

　13日、小説投稿サイト「小説家になろう」で人気のライトノベルが原作のテレビアニメ「無職転生 ～異世界行ったら本気だす～」の第2期「無職転生II ～異世界行ったら本気だす～」が、26日放送の第19話「砂漠の旅」から新章「転移迷宮編」に突入することが分かった。

　14日、アニメ「機動戦士ガンダム」に登場するガンダムのガンプラ（プラモデル）が、世界遺産登録25周年を迎える日光東照宮（栃木県日光市）の日光の社寺に奉納されることが分かった。奉納されるのは、徳川家康が着用したとされる南蛮胴具足（なんばんどうぐそく）の色彩と兜（かぶと）をモチーフにした「MG 1／100 武者ガンダムMk-II 徳川家康 南蛮胴具足Ver.」（バンダイスピリッツ）。26日にガンプラの奉納式が実施され、日光東照宮内で展示される。27日午前9時から、御神酒（おみき）授与所で同商品の先行販売を開始する。価格は7700円。

　15日、実写ドラマ化もされた故・中条比紗也さんの人気少女マンガ「花ざかりの君たちへ」がアニメ化されることが分かった。メインキャラクターの芦屋瑞稀、佐野泉、中津秀一が描かれたティザービジュアルも公開された。

　15日、声優の悠木碧さんと竹達彩奈さんのユニット「petit milady（プチミレディ）」のデビュー“10＋1”周年企画として、ライブベストアルバムが7月31日に発売されることが分かった。同ユニットが作品をリリースするのは、2019年発売の映像作品以来、約5年ぶり。

　15日、人気声優の茅原実里さんのデビュー20周年を記念した写真集が、双葉社から7月25日に発売されることが分かった。“奇跡の40代”の茅原さんが「過去最強の私」を披露する写真集になるといい、ランジェリー姿や水着姿のカットが掲載される。温泉での撮影にも初挑戦した。

　16日、「電撃マオウ」（KADOKAWA）で連載中の石坂ケンタさんの旅マンガが原作のアニメ「ざつ旅-That’s Journey-」が、テレビアニメとして2025年に放送されることが分かった。声優の月城日花さんが主人公・鈴ヶ森ちかを演じることも発表された。

　17日、人気格闘マンガ「キン肉マン」のテレビアニメ新シリーズ「『キン肉マン』完璧超人始祖編」の初回が、過去の名シーンを振り返る“第0話”となることが分かった。第0話では、過去シリーズの「怪獣退治編」「超人オリンピック編」「7人の悪魔超人編」「黄金のマスク編」「夢の超人タッグ編」「キン肉星王位争奪編」の数々のシーンが、約30年ぶりに令和版「キン肉マン」として新たに映像化される。

　18日、人気野球マンガ「ダイヤのA（エース）」の第2部が原作のテレビアニメ「ダイヤのA actII」の続編が制作されることが明らかになった。原作は、2022年10月に約16年にわたる連載を終え、ファンの間でアニメ続編が切望されていた中、ついに沈黙が破られた。原作者の寺嶋裕二さんが続編制作決定を祝福するイラストも公開された。続編の詳細は今後、発表される。

　18日、人気アニメ「機動戦士ガンダムSEED」シリーズの完全新作劇場版「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」のフィナーレ舞台あいさつが丸の内ピカデリー（東京都千代田区）で開催された。1月26日から約4カ月のロングラン上映となり、5月18日付けで興行収入が47億円、観客動員数が280万人を突破するなど大ヒットしている。公開17週目の5月23日で一部映画館を除く全国規模での上映を終了することになり、アニメを手掛けた福田己津央監督は、大ヒットを受けて「皆さんの応援のおかげでここまでこれました。夢のような数字ですよ」とファンに感謝した。