佐々木李子:「キラッとプリ☆チャン」 だいあ役で「新たな扉が開いた」 「ハート イロ トリドリ~ム」にドキドキ!

「バーチャルミュージカル ハイスクール! キラッとプリ☆チャン」のファンミーティングの様子
1 / 1
「バーチャルミュージカル ハイスクール! キラッとプリ☆チャン」のファンミーティングの様子

 アニメやゲームなどが人気の「プリティーシリーズ」の「キラッとプリ☆チャン」の“バーチャルミュージカル(Vミュ)”「バーチャルミュージカル ハイスクール! キラッとプリ☆チャン」のファンミーティングが5月19日、ロフトプラスワン(東京都新宿区)で開催された。歌手で声優の佐々木李子さんが登場し、自身が演じる虹ノ咲だいあへの思いを語った。

あなたにオススメ

 佐々木さんは「キラッとプリ☆チャン」で、虹ノ咲だいあ、バーチャルプリ☆チャンアイドルのだいあ、“黒だいあ”などを演じ分けてきた。「演じ分けることができるのか?と最初は不安でしたが、今は楽しいです。いろいろな可能性を広げていただきました。アナザーだいあちゃん(黒だいあ)を初めて収録した時は、一人居残りをしてしっかりとキャラクターを作りました。最初は、こんなにギャルじゃなかったんです。もっといこう! 殻をぶち破って! もっとギャル味を出して!とお芝居して、アナザーだいあちゃんになりました。新たな扉が開きました」と明かした。

 Vミュでは、だいあが「プリティーリズム・レインボーライブ」の彩瀬なるの楽曲「ハート イロ トリドリ~ム」を歌ったことも話題になった。佐々木さんにとって「カラオケでも歌っていた」と特別な思いがある楽曲だったといい「ドキドキしました」と話した。

 “Wだいあ”で「Forever Friends~1/74億分の奇跡~」も歌った。ゲーム筐体(きょうたい)の楽曲で、佐々木さんは「いつも以上にワクワクした気持ち」でレコーディングに臨んだという。

 「プリティーシリーズ」は声優陣が登場するライブも開催されている。声優陣はキャラクターと同じ衣装を着て、アニメのライブシーンのように歌って踊る。

 同シリーズなどをプロデュースしたタカラトミーアーツの大庭晋一郎さんは「アニメが3年続きますし、キャラが自分の人格になりやすいのかもしれません。役者さんに委ねるところもあります。ライブでは本人であり、キャラでもある。『プリパラ』の時、分かりやすくできました。i☆Risという存在が大きかった。演じている人がアイドルであり、声優でもあり、キャラクターでもあった」と語った。

 佐々木さんは「毎年ライブをやらせていただいていますし、プリティーシリーズとずっと共にいます。ライブ中のMCパートもだいあちゃんとしてしゃべって、最後のあいさつは佐々木李子として思いをしゃべっています。だいあちゃんへの思いが自然にあふれてきます」と語り、今後のライブに向けて「『Forever Friends』をWだいやでもみらいちゃんとも歌いたい!」とアピールした。

 「キラッとプリ☆チャン」は、動画サイト、自分発信がテーマで、番組を配信し、女の子がプリ☆チャンアイドルを目指す世界で、桃山みらいたちの活躍が描かれた。テレビアニメが2018年4月~2021年5月に放送された。

 “Vミュ”は大庭さんが提唱する新しいエンターテインメントで、バーチャル・エイベックスが手掛ける2本立ての「バーチャルミュージカル ハイスクール! キラッとプリ☆チャン」が2、3月に配信された。ファンミーティングには、博史池畠監督、脚本の兵頭一歩さんも登壇した。

アニメ 最新記事