366日:“紗衣”夏子の正体がついに明らかに 視聴者の反応さまざま「応援したくなってしまう」「これ以上近付かないで」(ネタバレあり)

連続ドラマ「366日」第9話の一場面(C)フジテレビ
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連続ドラマ「366日」第9話の一場面(C)フジテレビ

 俳優の広瀬アリスさん主演のフジテレビ系“月9”枠の連続ドラマ「366日」(月曜午後9時)の第9話が、6月3日に放送された。遥斗(眞栄田郷敦さん)との過去のつながりを匂わす言動を繰り返してきた看護師の紗衣(夏子さん)の“正体”がついに判明。終盤で明かされた紗衣の思いに、視聴者からさまざまな声が上がった。

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 ◇以下、ネタバレがあります。

 第4話(4月29日放送)では、なぜか遥斗の出身地が茨城県だと知っていたり、遥斗の見舞いに訪れた明日香を複雑な表情で見つめたりと、遥斗に特別な感情を抱いているそぶりを見せた紗衣。

 第5話(5月6日放送)では、「龍ヶ崎高校野球部 水野遥斗」と書かれたネームタグを紗衣が持っていることが判明。同話で、莉子(長濱ねるさん)が、高校時代に遥斗が駅で痴漢に遭っていた隣の高校の女子生徒を助け、大事な試合に遅れたというエピソードを話す場面があり、視聴者の間では「このときの女子高生が紗衣なのでは」といった考察も見られた。

 第9話では、お互いを思うがゆえに別れを選んだ明日香(広瀬さん)と遥斗。明日香は自身が勤める音楽教室の生徒・静原(前田公輝さん)の恋人で、フルート奏者のちなみ(鈴木絢音さん)に誘われ、室内楽のサークルに参加。一方、遥斗も一人暮らしを始め、社内で行われる新店舗、新メニューのコンペに力を注ぐ。2人は寂しさを抱えながらも、それぞれの道を歩み始めていた。

 ある日、アパートのコンロが壊れた遥斗は、紗衣から卓上のIHヒーターを貸してもらうことに。終盤で、コンロを返すため紗衣と会った遥斗は、紗衣から「私も水野さんに返さなきゃいけないものがあるんです」と告げられ、第5話で登場したネームタグを渡された。紗衣は、遥斗が痴漢から助けた女子高生で、ネームタグはその時に遥斗が落としていったものだった。

 中学の時に両親が亡くなり、祖父母に引き取られた紗衣は、慣れない土地で友達もできず、世の中に見放された気持ちでいたという。そんな時、遥斗に助けられ「世の中って捨てたもんじゃないんだな」と思ったといい、「一生忘れられない出来事」と振り返った。

 そして「水野さんのことがずっと好きでした。でも、後ろめたい恋愛はやっぱり無理だから、これで最後にします」と言い残し、立ち去るのだった。

 紗衣の切ない恋心に、SNSでは「切なすぎる」「そんな過去があって、一途に思ってたとか知ったら、応援したくなってしまう」「正体がわかってスッキリしたものの、やっぱりスッキリしない」「これ以上近付かないでザワつかせないで」「明日香がかわいそうすぎる」など、さまざまな声が上がっていた。

 ドラマは、4人組バンド「HY」の名バラード「366日」の世界観に着想を得たオリジナルストーリー。高校時代に実らなかった恋をかなえようと再び動きだした男女が、予期せぬ悲劇に直面しながらも、愛する人を思い続ける壮大な愛の物語。

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