キン肉マン：45周年記念　愛と絆の原画展開催　連載前の“幻の読み切り”も

　人気格闘マンガ「キン肉マン」が今年連載開始45周年を迎えることを記念して、原画展「原作45周年記念『キン肉マン』愛と絆の原画展」が、東京、大阪で開催されることが分かった。同作の展覧会では最多となる150点以上の原画が展示される。「ゆでたまご」が「週刊少年ジャンプ」（集英社）連載前に執筆した“幻の読み切り”も展示される。

ウナギノボリ

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　必殺技や名シーンを再現し、「キン肉マン」の世界を体感できる展示も多数登場する。「ゆでたまご」の特別インタビューや、作品の歴史、「超人募集」をはじめとした企画など、「キン肉マン」の45年の軌跡と進化を体感できる原画展となるという。

　東京会場は池袋サンシャインシティ 展示ホールC（東京都豊島区）で8月10～25日、大阪会場は心斎橋オーパ7階 特設会場（大阪市中央区）で11月16日～12月1日に開催される。

　チケットぴあ、KKdayで入場券が販売を開始した。“45周年ポーズ”をとったキン肉マンのフィギュアが付く特典付き入場券も発売される。

　「キン肉マン」は「ゆでたまご」の人気格闘マンガで、1979～87年に「週刊少年ジャンプ」で連載された。キン肉星のダメ王子・キン肉マンが正義超人たちと共に悪の超人と戦う姿が描かれた。続編「キン肉マンII世」が1998年に「週刊プレイボーイ」（同）で連載をスタート。2011年には約24年ぶりに「キン肉マン」の連載を再開したことも話題になり、「週刊プレイボーイ」「週プレNEWS」で現在も連載中。コミックスのシリーズ累計発行部数は7700万部以上を誇る。2013年にはシリーズ通巻100巻を達成した。

　1983年4月にはテレビアニメの放送をスタートし、平均視聴率は約20％を記録。7本の劇場版アニメも制作された。超人の消しゴム「キンケシ」が大ブームを巻き起こし、累計約2億体を販売した。

　テレビアニメ新シリーズ「『キン肉マン』完璧超人始祖編」が、CBCテレビ・TBS系のアニメ枠「アガルアニメ」で7月7日から毎週日曜午後11時半に放送されることも話題になっている。