元関脇・貴闘力:「5億円は楽に負けている」ギャンブルにはまった過去 始まりは10万円→400万円の大勝ち「こんな簡単に勝てるんだ」

日本テレビの社屋
1 / 1
日本テレビの社屋

 大相撲の元関脇・貴闘力さんが、7月30日放送の笑福亭鶴瓶さんと中居正広さんがMCを務める日本テレビ系のバラエティー番組「ザ!世界仰天ニュース」(日本テレビ系、火曜午後9時)にVTR出演。ギャンブルにはまった過去を振り返った。

あなたにオススメ

 この日のテーマは「なぜやめられない? ギャンブル脳の秘密スペシャル」。VTRで登場した貴闘力さんは「全部やりましたね。ギャンブルは全部。ほとんど毎日ですね。5億円は楽に負けてるでしょうね」と打ち明けた。

 貴闘力さんは1983年に中学校を卒業後、すぐに相撲界へ飛び込んだ。入門から6年、21歳で十両に昇進し、給与をもらえるように。共同生活から1人暮らしになったある日、兄弟子に誘われて行ったのが、公営のギャンブル場だった。

 貴闘力さんは、初めてのギャンブルで大勝ち。10万円が400万円以上になり「すげぇな俺。こんな簡単に勝てるんだ」と味わったことのない高揚感に満たされたという。

 その後は「また勝てるのでは?」と居ても立ってもいられず、何度もギャンブル場に足を運ぶようになった。しかし、勝つのはまれで、負けが続くようになった。負けを取り返そうと大金をつぎ込むが、給与は全てギャンブルで使い果たしてしまう。やがて「父親の入院で金が必要」などとうそをついてまで借金し、ギャンブルにつぎ込むようになったという。

 貴闘力さんは「借金してまでやってしまう。仕事がおろそかになる。もうドツボにはまってますよね」と話し「分かっているのよ。この借金で終わらせればいいんだけど、人間って欲があるから、そこを何とかチャラにしよう、一発逆転しようって」と、当時の心境を振り返っていた。

テレビ 最新記事