劇場総集編ぼっち・ざ・ろっく!:後編が興収5億円突破 前後編合わせて11.4億円 結束バンド新EP「We will」楽曲提供陣も発表

「劇場総集編ぼっち・ざ・ろっく! Re:/Re:Re:」の後編のビジュアル(C)はまじあき/芳文社・アニプレックス
1 / 8
「劇場総集編ぼっち・ざ・ろっく! Re:/Re:Re:」の後編のビジュアル(C)はまじあき/芳文社・アニプレックス

 「まんがタイムきららMAX」(芳文社)で連載中のはまじあきさんの4コママンガが原作のテレビアニメ「ぼっち・ざ・ろっく!」の劇場総集編「劇場総集編ぼっち・ざ・ろっく! Re:/Re:Re:」の8月9日に公開された後編の興行収入が5億円を突破したことが分かった。観客動員数は33万人を突破するなど大ヒットしている。前編は6月7日に公開され、興行収入が6億4000万円、観客動員数が42万人を突破しており、前後編を合わせた興行収入は11億4000万円を突破した。

あなたにオススメ

 劇中バンド「結束バンド」の新たなEP「We will」の楽曲提供アーティストも発表された。ロックバンド「きのこ帝国」のボーカルの佐藤千亜妃さんが楽曲「夢を束ねて」、「04 Limited Sazabys」が楽曲「UNITE」、「ACIDMAN」のボーカルの大木伸夫さんが楽曲「惑う星」、「Saucy Dog」のボーカルの石原慎也さんが楽曲「milky way」を提供する。

 「We will」は、ライブツアー「結束バンド ZEPP TOUR 2024 “We will”」に向けて11月6日に発売されるEPで、少し未来の「結束バンド」のメンバーがそれぞれデモを持ち寄り、作り上げた……というコンセプト。9月6日に先行配信される。

 「ぼっち・ざ・ろっく!」は、2018年から連載中の音楽マンガ。ギターを愛する孤独な少女・後藤ひとりが、ひょんなことから伊地知虹夏が率いる結束バンドに加入することになる……というストーリー。テレビアニメは、斎藤圭一郎さんが監督を務め、CloverWorksが制作した。2022年10~12月に放送された。

 ◇佐藤千亜妃さんのコメント

 結束バンドの後藤ひとりが歌う楽曲「夢を束ねて」の作詞作曲を担当させていただきました。“今より少し未来の後藤ひとりが作った曲”というオファーをいただき制作していったのですが、本当に毎日、ぼっちちゃんのことを考える日々でした。結束バンドは何を束ねるバンドなんだろう? その問いの答えが曲になっています。“今までとこれから”に思いをはせるぼっちちゃんの歌、楽しみにしていてください。

 ◇「04 Limited Sazabys」のGENさんコメント

 「UNITE」の作詞作曲をさせていただきました。思えば僕にとって楽曲提供というのは人生初めての経験です。しかも大好きな「ぼっち・ざ・ろっく!」。関われることを大変光栄に思います。過去を乗り越え常に前を向き続ける虹夏ちゃんの感性を、疾走感あふれるメロディックソングに落とし込みました。この曲で躍動する結束バンドを楽しみにしております。

 ◇大木伸夫さん(ACIDMAN)のコメント

 「音楽偏差値は高く、でも、サビは疾走感があるメロディアスな曲」という難しいオーダーでしたが、素晴らしいアレンジも加えていただき、とてもすてきな楽曲になったと思います。下北沢という街は僕たちACIDMANにとっても、とても大切な場所であり、あの場所に下北沢ガレージというライブハウスがなかったら今の僕たちはなかったと思います。「ぼっち・ざ・ろっく!」にもそんな青春がたくさん詰まっていました。少し未来の結束バンドとしての山田リョウさんの世界観を、僕なりに想像して作らせてもらいました。どこまでも続いてゆく、彼女たちが信じた青春の1ページになる事ができたら幸いです。

 ◇石原慎也さん(Saucy Dog)のコメント

 自分自身「ぼっち・ざ・ろっく!」が大好きで愛読しています。好きな作品に関わることができるのがすごくうれしくてキタちゃんの気持ちになって考えるために一から見直し、自分の書きたいものとキタちゃんの気持ちを照らし合わせて、メロディーと歌詞を書きました。ライブハウスは夢を見させてくれる所、これが終点じゃないということが伝えたくて「星の連絡駅」という表現をいれたり、キタちゃんらしい言葉を自然な感じで入れてみたり……とにかくやりたいこと全部詰めさせていただきました!

写真を見る全 8 枚

アニメ 最新記事