全国優良石材店の会が「2024年お墓購入者アンケート調査」発表

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プレスリリース詳細 https://kyodonewsprwire.jp/release/202408154966

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新規建立お墓、伝統的な和型が27.3%、シンプルな洋型が52.7%

2024年9月5日

全国優良石材店の会

全国約200社の石材店で組織される「一般社団法人 全国優良石材店の会」(事務局:東京都品川区、会長:吉田 岳、略称:全優石)が実施した「2024年お墓購入者アンケート調査」の最終結果がこのほどまとまりました。この調査は、今年3月1日~5月31日の3か月間に、全優石に加盟する全国の石材店で実際にお墓を購入した人を対象に、WEBで実施しました。

 今年の春、実際にお墓を購入した人に対する全国規模での調査で、有効回答数は888名。お墓購入者の実態や意識を知る上で国内最大規模の調査です。2004年から毎年春に実施していて、今年で21回目となります。

■墓地と墓石の「同時新規購入」は全国で45.3%、「既存墓地」で建立が50.2%でした。墓石タイプ別では。伝統的な和型を建てた人の新規墓地購入は33.3%で「既存墓地」への建立比率が高いことが分かります。洋型、デザインのお墓を建てた人は新規墓地(洋型は52.6%、デザインのお墓は48.1%)が多い傾向が伺えます。

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202408154966-O2-s1X1Kf9G

■建てたお墓の形を全国でみてみると、伝統的な和型27.3%、シンプルな洋型52.7%、デザイン墓14.5%となりました。

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202408154966-O1-p6ZBA14I

■2015年からの10年間の推移でみてみると「伝統的な和型」が39.8%から12.1%減少し27.7%に、「シンプルな洋型」が41.8%から10.9%増加し52.7%に、「デザインのお墓」が12.2%から微増で14.5%になっています。

■これを地域別にみてみると、1都3県では洋型が圧倒的多数を占め74.8%、和型は13.2%の少数派になっています。洋型とデザイン墓を合わせると実に83.1%を占めます。

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202408154966-O3-3x8cxN4X

■一方、四国地方で64.7%、中国地方で63.9%、近畿地方で56.8%と西日本では、伝統的な和型の建立比率が高い傾向が顕著です。

■北陸地方、特に石川県は伝統的な和型が激減し、シンプルな洋型が増えています。

相次ぐ能登半島地震を体験し、倒壊の危険がより少ない横型で、シンプルな洋型にシフトしている姿が伺えます。

■墓地取得費用を除いた墓石の購入金額は、150万円以上~200万円未満が最も多く24.1%、次いで200万円以上~300万円未満が21.5%、120万円以上~150万円未満が14.6%でした。

■次に平均購入価格を計算してみると、全国平均で171.0万円となり、昨年の170.7万円よりもわずかなアップになりました。

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202408154966-O4-hCNxuI1X

■地域別にみてみると、最も高いのは九州地方の203.6万円、次いで北海道地方で194.9万円、中国地方188.7万円、関東地方171.4万円、東北地方の171.1万円、1都3県170.8万円の順でした。最も高い九州地方と最も安い近畿地方(148.2万円)では55.4万円の差があります。

■墓石タイプ別の平均価格は、最も高いのはデザインのお墓で192万円、次いで伝統的な和型の168.7万円、最も安かったのはシンプルな洋型で167万円でした。

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202408154966-O5-i4Uljslb

■墓石購入時の参考情報については、複数回答で「石材店のアドバイス」が圧倒的多数を占め全国で75.8%前後です。2位以降は「墓地へ行って他の墓石を参考にした」が34.0%、「家族や知人の話」が28.8%と続きます。

「墓地へ行って他の墓石を参考にした」は1都3県で51.7%、関東で44.5%と他の地方に比べて高い傾向が伺えます。「石材店のアドバイス」は北陸地方で94.0%、近畿地方で89.2%、中部地方で85.9%と高い傾向が示されいます。

■墓石選びで重視したことは」という複数回答に対して、①価格51.4%、②石の材質39.1%、③石の色が38.1%、④手入れのしやすさ28.4%となっています。 地域別にみていくと、「価格」は1都3県、近畿地方で約6割の方が重視しています。

■「今回建てたお墓以外に検討したお墓の形式は?」の質問に対し、「特にない」が76.9%で、当初より石のお墓が念頭にあったことがわかります。他のお墓を検討した人は「永代供養墓」を検討したが10.7%、「樹林墓」9.1%、「納骨堂」8.2%、「合祀墓」3.9%、「散骨」2.0%、「手元供養」0.8%という結果でした。石のお墓を建てる人は迷いやブレが少ない傾向が伺えます。

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202408154966-O6-xjBJ3w1N

■先の質問で石のお墓以外も検討した人に、最終的に石のお墓を選んだ理由を複数回答でたずねてみると、1. お墓参りに行きたいから43.4%、2. 心を込めて供養するのにふさわしいから41.5%、3.散骨や納骨堂では寂しいと感じたから34.1%、4. お墓に尊厳性や永続性を感じたから29.3%があげられました。選択肢が多様化する供養ですが、やはり石のお墓は「安心がある」、「心落ち着く」ということになるようです。

■最後に誰のために建てたお墓ですか?に対しては、最も多かったのは「ご両親」で37.0%、次いで「ご先祖様」22.3%、「ご夫婦(あなたと配偶者)」22.1%、「今一緒に暮らしているご家族」9.9%、「あなたご自身」2.9%、「お子様」1.1%という結果でした。

※調査の詳しいレポートは以下で

https://www.info-ginza.com/zenyuseki/

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