光る君へ:“彰子”見上愛、“まひろ”吉高由里子と滋賀・大津でトークショー 「これまでの人生の中で一番大きな歓声」

大河ドラマ「光る君へ」スペシャルトークショーに登場した吉高由里子さん、見上愛さんら (C)NHK
1 / 1
大河ドラマ「光る君へ」スペシャルトークショーに登場した吉高由里子さん、見上愛さんら (C)NHK

 吉高由里子さんが主演を務めるNHK大河ドラマ光る君へ」のスペシャルトークショーが、9月8日に滋賀県大津市で行われ、まひろ(紫式部)役の吉高さんと藤原彰子役の見上愛さんが登場した。客席中段から吉高さんとともにサプライズ登場した見上さんは「これまでの人生の中で、一番大きな歓声をいただきました(笑い)」と話した。

あなたにオススメ

 この日は、紫式部が「源氏物語」の着想を得たといわれる石山寺など紫式部・平安時代にゆかりの深い大津市で撮影現場の裏話や見どころなどを語る……という内容だった。

 見上さんは「大津市には初めて足を運んだのですが、延暦寺など私が演じる藤原彰子にゆかりの深い場所を訪問し、彼女の願いや人物像に思いを馳(は)せることができました」とコメント。

 また「大河ドラマは初出演で、撮影初日からすごく緊張していたのですが、吉高さんが気さくに話しかけてくださったおかげ、チームの一員となれました」と明かす見上さんは「彰子なりにしっかり考えを巡らせているけれど、自身の感情や考え方をどのように周りに伝えたらいいのか分からない。それゆえに無表情となってしまうというキャラクター像を演出スタッフと練りました」と裏話を披露。

 「その分、様々な機微を感じるセンサーは長けており、少女時代の彰子を演じるうえでいろいろな感情をためておくことを意識していました」といい、「今後の彰子は、まひろや一条天皇、父・道長との関係を含め、最初の頃からは想像もつかないような女性になっていくので、その変化を楽しんでいただけたらなと思います」とアピールした。

 「光る君へ」は63作目の大河ドラマ。平安時代中期の貴族社会が舞台で、のちに世界最古の女性による小説といわれる「源氏物語」を書き上げた紫式部(まひろ)が主人公となる。脚本を、2006年の「功名が辻」以来、2度目の大河ドラマ執筆となる大石静さんが手掛け、きらびやかな平安貴族の世界と、懸命に生きて書いて愛した女性の一生を映し出す。

テレビ 最新記事