シスコと前橋赤十字病院とユニアデックスが連携 病院内ネットワークのセキュリティ対策・SOC実現に取り組む

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プレスリリース詳細 https://kyodonewsprwire.jp/release/202409136370

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Cisco XDR導入により、 ランサムウェア等の脅威の早期検知を実現

シスコシステムズ合同会社

前橋赤十字病院

ユニアデックス株式会社

シスコと前橋赤十字病院とユニアデックスが連携 病院内ネットワークのセキュリティ対策・SOC実現に取り組む- Cisco XDR導入により、 ランサムウェア等の脅威の早期検知を実現-

【概要】

・シスコと前橋赤十字病院とBIPROGYグループのユニアデックスは、昨今の病院におけるランサムウェア等の対策で協力し、前橋赤十字病院はCisco XDRを採用しました。

・すでに導入されているソリューションと組み合わせることで、病院のネットワークセキュリティ製品の統合管理・連携を実現し、セキュリティ人材不足にも対応します。

・今後、Cisco XDRに新たに搭載される予定のAIアシスタンスを活用して、運用の効率化にも取り組む予定です。 

シスコシステムズ合同会社(本社:東京都港区、代表執行役員社長:濱田 義之、以下 シスコ)と前橋赤十字病院(所在地:群馬県前橋市、院長:中野 実)、ユニアデックス株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:田中 建、以下 ユニアデックス)は、前橋赤十字病院のネットワークセキュリティ対策及び病院によるSOC(Security Operations Center)実現に向けて連携し、この度Cisco XDRの採用を決定したことを発表いたします。製品の導入は2024年12月末を予定しています。

昨今、国内外の医療機関に対するランサムウェア攻撃が頻発し、データ保護と防御、攻撃をされた際の早期検知が喫緊の課題となっています。病院内は電子カルテネットワークといった閉鎖的なネットワーク、情報を扱うインターネット、また患者向けのWi-Fi等、様々なネットワークが併存しており、管理においても防御においても複雑な状況で、効果的な対策を取る難しさも抱えています。

前橋赤十字病院は、2023年度にバックアップソリューションのCohesityアプライアンス(Cisco Unified Computing System)を導入する等、IT分野で先駆的な取り組みを行ってきましたが、脅威検知に対応しきれぬ課題があり、他ソリューションとの連携が求められていました。

そこで今回、Cisco XDRに含まれるNDR(Network Detection and Response)機能やCohesityをCisco XDRを介して連携することにより、ひとつのソリューションで網羅できなかったセキュリティ対策の強化と、運用自動化の実現を目的としています。

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202409136370-O1-c9o8klNl

XDRではBuild inされたNDR機能により脅威侵入を早期に検知することができ、さらにCohesityと連携することでランサムウェア被害時に実効性のある対策や自動化が可能になります。Cisco XDRを用いることで、インシデントを可視化し、対処することができます。

前橋赤十字病院内のCohesityをはじめとするバックアップソリューション及び既存セキュリティシステムとXDRを統合することで、セキュリティ人材不足に対応しながらセキュリティ運用の高度化に取り組んでいきます。今回の導入ではCisco XDRに新たに搭載される予定のAIアシスタンスを活用して運用の効率化にも取り組む予定で、運用のAI化も今後検討していきます。そして、病院によるSOC実現に向けて協業してまいります。

【コメント】

シスコシステムズ合同会社 執行役員 セキュリティ事業統括 石原 洋平

シスコは、前橋赤十字病院様がシスコのセキュリティソリューション「Cisco XDR」を導入いただいたことを大変嬉しく思います。デジタル化が進む中、医療業界に限らず、すべての企業・組織にとってセキュリティ対策の見直しは喫緊の課題となっております。シスコは、あらゆる脅威から皆さまのビジネスを守るため、ユニアデックス様をはじめとするパートナー企業の皆さまと連携し、日本社会および企業におけるセキュアなデジタル化実現に貢献してまいります。

前橋赤十字病院 事務部情報システム課長 市根井 栄治

最近、ニュースで「ランサムウェアによるサービスの停止」が大きく取り上げられるようになり、サイバー攻撃に関しては多くの方が認知されていると思います。事実として、警察庁の「サイバー空間をめぐる脅威の情勢等」ではランサムウェア被害は高い水準で推移していることが示されています。

当院にとって、患者の診療情報を守ることはもちろん、「赤十字が動く」、すなわち医療を止めないことは重要な使命であり、そのためには強固なセキュリティ対策基盤は必要不可欠です。

Cisco XDRは世界最大規模のセキュリティ研究機関のひとつである「Cisco Talos」の頭脳を持ち、サイバー攻撃を早期に検知し、対策を実行するための最善解だと確信しています。

シスコシステムズ様とユニアデックス様の高い技術力に背中を預け、更なる「みんなにとってやさしい、頼りになる病院」を目指して、安全で高度な医療を提供できるよう邁進していきます。

ユニアデックス株式会社 マーケティングコミュニケーション本部長 抜井 健二

前橋赤十字病院様のセキュリティー課題の解決を「Cisco XDR」で実現出来ることを嬉しく思います。サイバー攻撃が日々高度化・巧妙化していく中、サイバーセキュリティー対策は多くの企業で最重要課題となっています。

ユニアデックスは、これからも「Cisco XDR」をはじめとする多くのシスコのセキュリティーソリューションと当社の技術力・サポート力を組み合わせ、シスコシステムズ様とともにセキュリティー課題の解決へ取り組んでまいります。

【参考資料】

前橋赤十字病院とシスコシステムズ、NEC、Wi-Fi位置測位と顔認証を活用し、「医師の働き方改革」に向けた実証実験を実施(2023年9月20日)

前橋赤十字病院の導入事例

シスコシステムズ合同会社について

シスコはあらゆるものを安全につなぎ、あらゆることを可能にする世界屈指のテクノロジー企業です。お客様によるアプリケーションの再構築、ハイブリッドワークの推進、企業のセキュリティの確保、インフラストラクチャの変革、サステナビリティ目標の達成を支援することで、すべての人にインクルーシブな未来を実現することをパーパスに掲げています。

前橋赤十字病院について

前橋赤十字病院は北関東唯一の高度救命救急センターに指定されており、群馬県ドクターヘリ基地病院や基幹災害拠点病院を担うなど、関東で大規模災害が発生した際には救急の要となる病院です。更には赤十字の人道・博愛の精神から、「みんなにとってやさしい、頼りになる病院」を理念として掲げており、地域住民の健康と未来を支えています。

ユニアデックス株式会社について

ユニアデックスは、ICTインフラトータルサービス企業として、ハードウエア、ソフトウエア、ネットワーク、クラウド、サイバーセキュリティーなど、システム基盤の企画、設計・構築から運用・保守までを1社完結で提供し、お客さまの事業継続を支援しております。さらに、マルチクラウド環境構築や次世代ネットワーク技術を持って、IT アウトソーシングサービスなどを通じて、お客さまの IT 環境を支えています。

※Cisco、Cisco Systems、およびCisco Systemsロゴは、Cisco Systems, Inc.またはその関連会社の米国およびその他の一定の国における登録商標または商標です。本書類またはウェブサイトに掲載されているその他の商標はそれぞれの権利者の財産です。「パートナー」または「partner」という用語の使用は Cisco と他社との間のパートナーシップ関係を意味するものではありません。(1502R)

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