ダンダダン:“ターボババア”田中真弓דセルポ星人”中井和哉 イベントがカオス状態!? 若山詩音、花江夏樹も爆笑

「ダンダダン」の先行上映会に登場した(左から)田中真弓さん、若山詩音さん、花江夏樹さん、中井和哉さん(C)龍幸伸/集英社・ダンダダン製作委員会
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「ダンダダン」の先行上映会に登場した(左から)田中真弓さん、若山詩音さん、花江夏樹さん、中井和哉さん(C)龍幸伸/集英社・ダンダダン製作委員会

 集英社のマンガアプリ「少年ジャンプ+(プラス)」で連載中の龍幸伸さんの人気マンガが原作のテレビアニメ「ダンダダン」の大阪先行上映会が実施され、モモ役の若山詩音さん、オカルン役の花江夏樹さん、ターボババア役の田中真弓さん、セルポ星人役の中井和哉さんが登場した。舞台あいさつが始まると徐々に4人がヒートアップし、田中さんが中井さんに代わってセルポ星人の演技について語り出すと、今度は中井さんが田中さんに代わってターボババアについて語るなど、カオスな展開となった。田中さん、中井さんというベテラン2人の軽妙なやり取りに若山さんと花江さん、観客からも爆笑が起こるにぎやかな舞台あいさつとなった。

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 若山さんが「やっとみなさんに見ていただけると思いワクワクします」と語り、始まった舞台あいさつ。花江さんが「この会場に僕の“イチモツ”があるのかもしれないと思い、大阪にやってまいりました(笑)」とオカルンの“落し物”を探しにやってきたと話すと、田中さんはターボババアの名せりふ「イチモツしゃぶらせろ」を披露。中井さんは先輩の田中さんの「介護として参りました」と話すなど、冒頭のあいさつで既に和気あいあいとした会話劇を繰り広げた。

 若山さんは「ダンダダン」の魅力について「緩急のあるストーリー展開と、さまざまなジャンルが盛り込まれているのに、すごく見やすい。私が大好きなところです」と語った。花江さんは「まず『ダンダダン』って聞いた時に、どんな作品なんだろう?と思って、マンガを読んでいたんですけど……どんな作品なんだろう(笑)。いろいろな要素があって、絵の力やアクションもすごいのですが、僕はラブコメなところが好きで。それにオカルトとホラー要素が加わっていき、楽しく読ませていただきました」と話した。

 「真弓さんは?」と花江さんに問われた田中さんは「ほんっとーにその通り、右(花江さん)に同じです」と返し、中井さんも「ほんっとーにその通り、右(田中さん)に同じです」と続き、舞台あいさつは徐々にカオス状態に。ターボババアを演じる上で苦労した点を問われていたはずの田中さんが、なぜか「ここは私が中井くんに成り代わって……」と話し出し、「セルポ星人を演じる上で苦労した点は、同じ顔をした宇宙人が出てくるんですが、それを僕が全部やらないといけないんですよ。性格もちょっとずつ異なり、それを別録りではなくやらなくてはいけなくてね」と語ると、中井さんは「俺だなーそれ」「苦労したのは俺だし、頑張ったのも俺だな」と返した。

 花江さんも、田中さんと中井さんのやり取りに乗っかり、「3人いるセルポ星人の中で特にこだわったのは?」と田中に質問を投げかける。最終的には、「(セルポ星人は)いかがでしたか? みなさん」と田中さんが会場のファンに呼びかけると、会場から割れんばかりの拍手がわき起こった。「まるごとおかしいな」とツッコミに大忙しの中井さんは「“僕”が苦労した点は、新しい今までにない役柄だったので、僕もなにぶん男なので、おばあさんの役ってどう演じていいのかわからなくて……しかもただのおばあさんではないので」と、田中さん演じるターボババアについて語って“反撃”し、会場が笑いに包まれた。

 “無法地帯”に終止符を打つべく、最後にメッセージを問われた若山さんは「原作の『ダンダダン』をアニメ化にするあたって、(原作と)同じ体験を得られるように、その点に忠実であるように、山代(風我)監督は意識して作られていることが見ていただければ分かると思っています。10月からの放送も毎週見ていただければうれしいなと思います。『ダンダダン』の輪を広げられたら」とアピール。盛り上がりの中、舞台あいさつは幕を下ろした。

 「ダンダダン」は、人気マンガ「チェンソーマン」「地獄楽」のアシスタントを務めていた龍さんのマンガで、2021年4月に「少年ジャンプ+」で連載を開始した。霊媒師の家系の女子高生・モモと、モモの同級生でオカルトマニアのオカルンが、次々と現れる怪異に立ち向かう姿を描く。コミックスの累計発行部数は320万部以上。「少年ジャンプ+」での累計閲覧数は4億4000万以上。テレビアニメは、MBS・TBS系の深夜アニメ枠「スーパーアニメイズムTURBO」で10月3日から放送される。

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