ドラゴンボールDAIMA
第6話 イナヅマ
11月18日(月)放送分
小学館のウェブマンガサービス「サンデーうぇぶり」で連載中のしょたんさんのマンガが原作のテレビアニメ「君は冥土様。」が、10月5日からテレビ朝日の深夜アニメ枠「NUMAnimation(ヌマニメーション)」で放送される。ごく普通の高校生・横谷人好と前職が殺し屋、特技は暗殺のメイドの雪/シュエの共同生活を描いた人気作で、上田麗奈さんが雪/シュエを演じる。上田さんは、元殺し屋のメイドという難役にどのように挑んだのか? 収録の裏側を聞いた。
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「君は冥土様。」は、「サンデーうぇぶり」で2020年から連載中のアクションラブコメディー。高校生の人好の家に、黒髪で清廉、丁重な言葉遣いが特徴的なメイドの雪/シュエが現れる。雪/シュエは前職が殺し屋、特技は暗殺、家事は全くの初心者のドジっ子で、感情を知らないが、共同生活を送る中で、心が揺れ動いていくことになる。ドタバタしたラブコメではあるが、温かく、優しい雰囲気に包まれた作品でもある。
「ほっこり温かい雰囲気がベースとなりつつ、人好君の常識的なツッコミ、雪さんの素直さからくるボケのバランスが絶妙で、コミカルなシーンがたくさんありながら、シリアスでもあり、そのバランスも絶妙です。表情やシーンがコロコロと短いスパンで切り替わるのが面白く、飽きずに見られる作品になっています。雪さんは、人好君と出会い、心がほぐれていき、家族や自分らしさにフォーカスが当たっていて、優しく温かい気持ちになるすてきな作品です」
上田さんが演じる雪は、元暗殺者で、暗殺者時代は“シュエ”と呼ばれていた。身体能力がズバ抜けて高いが、家事はほとんどできない。人好との生活を送るうちに、勝田惣菜店のとんかつソースが好物になる。幼少期のトラウマから犬が少し苦手……というキャラクターだ。
「クールで怖いようにも見えるかもしれませんが、本当はすごく温かく、優しい子というギャップがあるキャラクターです。序盤は『決められたことをただしゃべっているだけというロボット感があってもいいです』と監督からお話いただきました。暗殺者として生きてきたので、自分の感情を表に出してはいけない、出すことができないという状況に置かれていた人だからこそ、淡々としていて、クールな雰囲気が備わってしまっています。暗殺者としての経験がある故のクールさを意識しつつ、でもそこが本質ではないところも意識していました。暗殺者の経験によって封じられてしまっているものがあるので、冷酷になりすぎない温度感に気を付けながら演じていました」
雪はクールに見えるが、それが彼女の本質ではない。ギャップが魅力のキャラクターでもある。
「人間としての温かみがあるけど、素直すぎるが故に、ロボットのようにしゃべってしまっているということが伝わったらいいなと思いながら演じています。表に出ているクールさとはまた違う、本来の温かみ、人間らしさ、暗殺以外のことがうまくできない不器用さも可愛らしいです。不器用だから失敗して落ち込むのですが、それは常に人のことを考えているからなんですね。可愛くて、すごく優しい子ですし、一つ一つの出来事に対して心が動いているところが素直だとも感じます。周りの環境、人の言葉に対して素直に影響を受け、変えていくことができる子でもあります」
インタビュー(2)に続く。
インタビュー(2)上田麗奈 雪の変化 自分はドジっ子?
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