柳楽優弥:これまでと違う穏やかな青年役にやりがい 「躊躇せずに自分を表したい」

主演連続ドラマ「ライオンの隠れ家」の第1話先行プレミア試写会&舞台あいさに登場した柳楽優弥さん
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主演連続ドラマ「ライオンの隠れ家」の第1話先行プレミア試写会&舞台あいさに登場した柳楽優弥さん

 俳優の柳楽優弥さんが10月5日、東京都内で行われた、主演連続ドラマ「ライオンの隠れ家」(TBS系、金曜午後10時、11日スタート)の先行プレミア試写会&舞台あいさつに登場した。ドラマや映画で個性豊かな役柄を演じてきた柳楽さんは、今回演じる穏やかな青年役にやりがいを感じているといい、「躊躇(ちゅうちょ)せずに自分を表したい」と意気込みを語った。

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 ドラマは、柳楽さん演じる小森洸人(ひろと)と、坂東龍汰さん演じる自閉スペクトラム症の弟・美路人(みちと)を軸に展開。決まったルーティーンの中であれば問題なく生活できる美路人に合わせ、洸人は凪(なぎ)のように何も起こらない平穏な日々を過ごしていた。ある日、佐藤大空(たすく)君演じる「ライオン」と名乗る謎の少年と出会い、ある事件に巻き込まれていく。

 洸人は、市役所で働く平凡で真面目で優しい青年。柳楽さんは、「(穏やかな青年役は)個性的な役柄を演じるのとは違うやりがいがある。より自分を表すというのを躊躇せずに、本当に感じたことを、ドラマの中でキャラクターとしてうまく表現できたら」と話した。

 さらに、「撮影スタッフもいいシーンにしたいという気持ちがあって、作品の持つ力を維持してくれる、心強い人が多い。しっかり信頼して作品に向き合っていきたい」と力強く語った。

 1話の見どころについては、「前半は凪の人生。やっぱり自分が安定し、落ち着いている生活をそんなに変えたいとは思えない気持ちはわかる。ライオンが現れたところがスタートだなと思うんですが、予期せぬことによって人は成長することをこの作品から学べます。洸人が横断歩道を渡って一歩進むというか、ワンアップというか……違う自分を見てみようとするところが好きでした」と話した。

 舞台あいさつには、坂東さん、佐藤君、齋藤飛鳥さん、桜井ユキさん、柿澤勇人さんも出席した。

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