「NOSTER & Science Microbiome Prize」シンポジウム・第5回授賞式開催 

NOSTER & Science Microbiome Prize
1 / 1
NOSTER & Science Microbiome Prize

プレスリリース詳細 https://kyodonewsprwire.jp/release/202411149973

あなたにオススメ

本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。詳細は上記URLを参照下さい。また、プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。

世界中の若手科学者を支援する、Microbiome研究奨励賞

2024/11/14

https://www.noster.inc/jp/

配信元:NOSTER株式会社、京都府向日市上植野町南開35-3

Date: 2024/11/14

「NOSTER & Science Microbiome Prize」シンポジウム・第5回授賞式開催 

~ 世界中の若手科学者を支援する、Microbiome研究奨励賞 ~

 

  Noster株式会社(本社:京都府向日市、代表取締役CEO:北尾浩平、以下「NOSTER(ノステル)」)は、世界的に権威のある学術誌 Science を発行する米国科学振興協会[*1]と設立した“NOSTER & Science Microbiome Prize”のシンポジウムと第5回目となる授賞式を2024年10月10 ・11日に開催しました。第5回のグランプリ受賞者は永島 一樹 博士、入賞は Lina Yao 博士、Brittany Needham 博士となりました。

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202411149973-O2-F1Aj3n9N

 

画像左から)Science編集者Caroline Ash氏、永島 一樹博士、Noster株式会社代表取締役CEO北尾浩平

NOSTERが2020年に日本企業として初めてAAASと共同で設立した「NOSTER & Science Microbiome Prize」は、Microbiome(腸内細菌など微生物叢 [*2])研究の発展に貢献する若手科学者をサポートし、研究の発展を通じて、人びとの健康に寄与することを目的としています。

10月10日にNOSTER本社にて開催されたシンポジウムでは、今年の受賞者をパネリストとして招き、腸内菌叢と宿主、免疫細胞との複雑な相互作用や今後の医療の可能性についてディスカッションを行いました。

10月11日にはパークハイアット京都にて、第5回目となる本賞の授賞式を実施しました。Science誌の編集者を含む審査委員会が慎重に検討した結果、2024年度はスタンフォード大学の永島 一樹 博士がグランプリを受賞しました。授賞式には、当社 代表取締役CEOの北尾浩平の他、Scienceの出版者であるBill Moran氏、編集者のCaroline Ash氏、NOSTERが関係する日本の著名な先生方にもご参加いただき、受賞者にお祝いの言葉を贈られました。

 Microbiome研究が飛躍的に発展し、癌や免疫系疾患、消化器疾患など様々な疾患と腸内菌叢の関連を把握できるようになってきました。さらにはメタボローム解析[*3]技術が進歩したことによって、腸内細菌が産生する代謝物がその原因分子となりうることも明らかになりつつあります。今後、本分野の研究が更に進むことにより、腸内菌叢をコントロールする新たな治療法の開発が期待されます。NOSTERは今後も本賞を通して、若手科学者を継続して支援し、Microbiome研究の発展によるブレークスルー創薬の実現を目指していきます。

2024年度各受賞者の研究概要

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202411149973-O3-uo6rre0Y

(上)2024 大賞: 永島一樹 博士

(左)2024 入賞: Lina Yao 博士, (右)2024 入賞: Brittany Needham 博士

-スタンフォード大学(現在ハーバード大学)の永島一樹 博士は、腸内細菌がT細胞に与える影響を特定する方法を開発したことで、2024年度NOSTER & Science Microbiome Prize 大賞を受賞。免疫細胞の1つであるT細胞がこれまでの定説を覆し、複数の菌を認識し反応することを明らかにしました。

-入賞のLina Yao 博士は炎症性腸疾患や自己免疫疾患の新たな治療法開発を目指し、腸内細菌の産生する胆汁酸が免疫細胞に与える影響について研究を進めています。

-Brittany Needham 博士は、腸内細菌のつくる4EPSという物質が自閉症スペクトラムの子供たちの血漿中に多く存在することを見出し、腸内細菌の代謝物を標的として腸が脳の機能に与える影響を研究しています。

■注釈・参考

[*1]米国科学振興協会:https://www.aaas.org/

American Association for the Advancement of Science(AAAS)

世界最大の総合科学協会であり非営利組織です。1848年の創立以来、万人の利益のために科学

の発展に寄与することをミッションとし、権威ある学術誌Science及び姉妹誌を発行しています。

[*2] Microbiome、腸内細菌など微生物叢

ヒトや動物の身体に生息し、共生関係を築いている微生物の集まり。様々な疾患や病態との関連が明らかになってきており、宿主の健康に大きな影響を与えていると考えられています。

[*3]メタボローム解析

生物が産生する代謝物の種類および濃度を網羅的に分析する手法

 

2025年度募集期間:2024年10月15日~2025年2月14日

 国内外問わず、M.D.、Ph.D.、M.D./Ph.D.を10年以内に取得した

 研究者なら応募いただけます。

 https://www.science.org/content/page/noster-science-microbiome-prize

 

■会社概要

名称    :Noster株式会社

代表者氏名 :代表取締役 CEO 北尾浩平

所在地   :京都府向日市上植野町南開35-3

事業内容  :バイオ医薬品・機能性食品の研究開発および販売

関連URL  : https://www.noster.inc/jp/ , https://www.noster.inc/jp/services/

本件についてのお問い合わせ先

Noster株式会社 広報担当: 赤塚

TEL: 075-921-5303 / FAX: 075-924-2702

メールアドレス: n.akatsuka@noster.inc

共同通信PRワイヤー 最新記事