東京五輪柔道女子52キロ級金メダリストの阿部詩選手が11月28日、東京・西新宿で行われた「TOKYO NIGHT TIME PROJECT 西新宿イルミネーションマーケット点灯式」に、兄で東京五輪・パリ五輪柔道男子66キロ級金メダリストの阿部一二三選手と共に出席。パリ五輪を振り返り、「人生の中で一番悔しい年になった」と明かした。
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「今年を一言で表すと?」と聞かれた詩選手は、「一言で表すのはすごく難しいんですけど、やっぱり悔しかった1年かなと思います。悔しい以上にいろいろな感情があったんですけど、目標にしていたことが達成できず、人生の中で一番思い出に残る、一番悔しい年になったんではないかなと思います」と語った。
今後の目標を聞かれると、2028年のロサンゼルス五輪に言及し、「ロスの舞台で必ず金メダルを取れるように、一年一年強くなっていくこと、進化していくことが目標です」と言葉に力を込めた。
同プロジェクトは、西新宿エリア周辺の団体などと連携し、伝統と革新が交差する西新宿の“ナイトタイム”を光の演出などで盛り上げ、訪れる人々によるにぎわいを創出する。街路樹のイルミネーションやキッチンカーなどの出店に加え、大みそかにはカウントダウンイベントを開催する。開催期間は11月28日から2025年1月13日まで。