誰かがこの町で:江口洋介主演、蒔田彩珠も出演する社会派ミステリー 第1話の注目ポイントと場面写真公開

連続ドラマ「連続ドラマW 誰かがこの町で」の場面カット=WOWOW提供
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連続ドラマ「連続ドラマW 誰かがこの町で」の場面カット=WOWOW提供

 俳優の江口洋介さん主演、蒔田彩珠さんの共演で12月8日にスタートする連続ドラマ「連続ドラマW 誰かがこの町で」(WOWOW、日曜午後10時)の第1話の見どころと場面写真が公開された。

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 原作は2020年に江戸川乱歩賞を受賞した佐野広実さんの受賞後第1作となった同名小説(講談社)。かつて残忍な誘拐殺人事件が起きた新興住宅地を舞台に、住民たちの間に渦巻く“同調圧力”が引き起こす恐怖を、生々しく、鮮烈に描いた社会派ミステリーだ。佐野さんの小説が連続ドラマになるのは今作が初めて。脚本は「連続ドラマW 華麗なる一族」「連続ドラマW 沈まぬ太陽」の前川洋一さん、監督を「シティハンター」(Netflix)や「ストロベリーナイト」(フジテレビ)などで知られる佐藤祐市さんが担当する。

 江口さんは約4年ぶりの連続ドラマ主演で、娘の自死以来希望を見いだせずに生きる法律事務所調査員・真崎雄一を演じる。蒔田さんは、「家族を探してほしい」と依頼を持ちかけ、バディーとしてかつて家族と暮らしていた町へと赴く望月麻希役。その他、鶴田真由さん、宮川一朗太さん、尾美としのりさん、玄理さん、戸次重幸さん、本田博太郎さん、でんでんさん、大塚寧々さんといった実力派キャストが出演する。

 第1話は、2001年、埼玉県の新興住宅地、美しが丘ニュータウンの福羽地区で、木本俊樹(戸次さん)と千春(大塚さん)夫妻の6歳の息子が殺害される事件が発生。犯人が捕まらない中で、住民たちの防犯意識が異常なまでに高まった同地区では、やがて“安全で安心な町”を標榜するようになる。事件から23年がたった現在、横浜で法律事務所を構
える弁護士・岩田喜久子(鶴田さん)のもとに、望月麻希(蒔田さん)と名乗る若い女性が訪ねてくる。麻希は、喜久子の大学時代の友人、望月良子(玄理さん)の娘で、自分の家族がどうなったのか知りたいという。実は、望月一家は19年前に失踪していたが、赤ん坊だった麻希だけは残され、児童養護施設で育てられた。喜久子からこの件を託され
た調査員の真崎雄一(江口さん)は、かつて望月一家が暮らしていたという美しが丘ニュータウンへと向かう………。

 注目ポイントは、「同調圧力に支配された“狂った住民たち”」「心に傷を負う者同士、共鳴しあう年の差バディーの絆」「麻希の家族の失踪事件と幼児誘拐致死事件……二つの事件をめぐる衝撃のミステリー展開」の三つ。

 第1話は、WOWOWオンデマンド、WOWOW公式YouTubeアカウントで無料配信中。さらに、12月5日午後6時から「WOWOW」LINE 公式アカウントで江口さん、蒔田さん、佐藤監督が登場する完成報告会を生配信する。

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