冬用タイヤ開発拠点に冷却装置を導入、開発期間を2倍に延長

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~暖冬でもより高いレベルで氷上性能テストが可能に~

No.2024-92

発行:2024年12月17日

冬用タイヤ開発拠点に冷却装置を導入、開発期間を2倍に延長 ~暖冬でもより高いレベルで氷上性能テストが可能に~

 住友ゴム工業(株)(社長:山本悟)は、このほど冬用タイヤ開発拠点である名寄タイヤテストコース(北海道名寄市)内の屋内氷上試験施設「NICE(Nayoro indoor ICE field)」に冷却装置を導入しました。暖冬の影響で冬用タイヤの開発期間は年々短くなっており、気象変化に左右されない安定したタイヤ開発を行うべく導入を決定しました。

 これによって、従来2ヵ月(1月~2月)だったメインの開発期間を4ヵ月(12月~3月)に延ばすことが可能となります。さらに、国連規定で定められた氷上性能の基準をクリアしたタイヤを表す「アイスグリップシンボル」の-5℃~-15℃の路面温度※での開発試験にも対応します。

 今後、NICEでは、天候に左右されない高精度な開発試験を可能とすることで、冬用タイヤのさらなる高性能化と開発のスピードアップを図ります。

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202412171829-O1-4C2itNJi

冷却装置工事の様子

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「NICE」屋内氷上試験路

       

 また12月15日に名寄テストコースで、関係者をお招きし竣工式を開催しました。竣工式には、北海道名寄市の加藤剛士市長が出席し、「今回の竣工を契機に、さらに素晴らしいタイヤが世界に発信されて、ますます住友ゴムグループ様が発展されることを心からご祈念申し上げる」とお言葉をいただきました。また、当社取締役常務執行役員の村岡清繁より、「この名寄の地から、社員一丸となり、もっとお客様に感動していただける世界一のタイヤをお届けしたい」と今後の抱負を述べました。           

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202412171829-O3-pUy0t0ps

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加藤市長

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村岡取締役常務執行役員

 当社は国内に、総合的な機能を有する岡山タイヤテストコースと冬用タイヤの開発を行う名寄および旭川タイヤテストコースを有しています。名寄タイヤテストコースでは冬シーズンの凍結路や圧雪路におけるタイヤ性能の試験・解析を通して、これからも数多くの優れた商品を送り出していきます。

※ISO 19447:2021による規定

■名寄タイヤテストコース概要

所在地:北海道名寄市字智恵文1996-1

開設:1991年

敷地面積:87万㎡

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202412171829-O6-jGZimL64

■NICE概要

試験開始時期:2021年1月

建屋面積:3000㎡

保有設備:制動試験路(全長100m)、旋回試験路(30m×30m)

用途:屋内での氷上実車試験

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