木村拓哉:映画「グランメゾン・パリ」仏公開に感激も「フランス語が伝わるかどうか」

映画「グランメゾン・パリ」のレッドカーペットイベントに登場した木村拓哉さん
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映画「グランメゾン・パリ」のレッドカーペットイベントに登場した木村拓哉さん

 木村拓哉さんが12月21日、歌舞伎町シネシティ広場(東京都新宿区)で行われた、主演映画「グランメゾン・パリ」(塚原あゆ子監督、12月30日公開)のレッドカーペットイベントに登場。映画が来年1月8日に作品の舞台となったフランス・パリでの公開が決定したことが発表されると、木村さんは「舞台にさせていただいた街で、国で、作品が公開されることに感謝したい」と喜んだ。

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 発表を聞いた及川光博さんが「パリで公開!我々のフランス語がちょっと心配」と口にすると、木村さんも「ミッチー(及川さん)も危惧しているけど、僕らが劇中で表現したフランス語が、果たして観客の皆さまにしっかり伝わるかどうか」とうなずき、「(伝わったかを)誰かに報告していただきたい」とユーモアたっぷりに呼びかけ、会場を笑わせた。

 木村さん、鈴木京香さん、及川さん、沢村一樹さんらは同映画の初号試写を一緒に鑑賞。及川さんが「エンドロールが終わった後、試写室から温かい拍手が起こりまして。電気がついて隣を見たら、京ちゃんが泣いていて、もう愛おしくてなんてキュートな人なんだろうと思った」と明かすと、鈴木さんも「及川さんの目にも涙でしたし、沢村さんの涙は美しく輝いていた。みんなで木村さんとハグして大変な騒ぎになって、感激でした」と応じた。

 木村さんは「現場にいたスタッフ、そしてキャストみんなで同じタイミングで見させてもらったのですが、自分たちが携わった作品にこんなに素直に拍手できるのが非常に不思議な感覚」と明かし、「エンドロールが流れ終わって監督・塚原あゆ子と出たスクリーンの文字が消えて試写室に光が入った瞬間、どうしてもみんなにありがとうと言いたくなって、それでみんなにありがとうの握手をしてもらった」と感謝の思いを語った。

 映画「グランメゾン・パリ」は、木村さんが型破りな天才シェフを演じ、2019年にTBS系の日曜劇場枠(日曜午後9時)で放送された人気ドラマ「グランメゾン東京」を映画化。ドラマでは、慢心が招いた重大な事件によって店も仲間もすべて失った天才シェフ・尾花夏樹(木村さん)が、女性シェフの早見倫子(鈴木京香さん)と出会い、かつての仲間たちと東京で世界最高の三つ星レストラン「グランメゾン東京」を作り上げようと奮闘する姿を描いた。

 映画は、尾花と倫子(鈴木さん)がフランス料理の本場パリで立ち上げた新店舗「グランメゾン・パリ」を舞台に、アジア人初となるミシュラン“三つ星”の獲得を目指す“チーム・グランメゾン”の熱い挑戦を描く。29日午後9時からは「グランメゾン・東京」の完全新作スペシャルドラマが放送される。

 イベントには、オク・テギョンさん、「Aぇ! group」の正門良規さん、「Kis-My-Ft2」の玉森裕太さん、寛一郎さん、吉谷彩子さん、中村アンさん、北村一輝さん、塚原監督も出席した。冨永愛さんは体調不良のため欠席した。

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