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農作物の知的財産権の保護と攻めの活用
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近年、海外での日本の農林水産物・食品の人気が高まり、2023年の農林水産物・食品輸出額は過去最高の1兆4,547億円となりました。「おいしい」「見た目がよい」「安心・安全」といった、メイド・イン・ジャパン品質が受け入れられ、国内では海外で高く売れる優良品種の開発が進められています。
一方で、日本が誇るブランド農産物「シャインマスカット」の苗が無断で持ち出され、中国や韓国で大量に栽培されるという事態が発生。タイなど第三国への輸出も確認され、その被害総額は年間100億円を超えると試算されています。
この問題解決の鍵となる農作物の知的財産権に注目し、その権利を守るだけでなく、攻めの姿勢での世界戦略を計画する、経営学部の眞鍋邦大准教授。研究だけでなく、実務家として農業法人経営にも関わりながら、岡山生まれの新品種「マスカットジパング」の海外ブランド化に向けて取り組んでいます。
当資料では、日本のブランド農産物に関わる課題や、成功例、戦略について、また眞鍋先生のプロジェクトについて紹介していきます。
目次
P.02 農林水産物・食品の輸出は過去最高
P.02 日本の優良品種が無断で海外に流出
P.03 ブランド価値を守る「改正種苗法」
P.05 知的財産を活用して稼ぐ時代
P.05 世界を舞台にライセンス契約
P.07 日本で開発されたブランド品種が世界へ/知的財産で稼ぐ世界的な成功例
P.08 奇跡のぶどう「マスカットジパング」
P.09 農業ベンチャー企業との連携
P.09 品種のDNAとブロックチェーン技術は好相性
P.10 海外での成功が日本の農業を支える
P.11 “メイドバイジャパン”で日本の農業を活性化
資料全文はこちらから
https://www.ryukoku.ac.jp/_test/datak/2024manabe/Factbook_MuscatZipang.pdf
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