名探偵コナン
#1148「探偵団と二人の引率者(前編)」
1月4日(土)放送分
MF文庫J(KADOKAWA)のライトノベルが原作のテレビアニメ「クラスの大嫌いな女子と結婚することになった。(クラ婚)」が1月3日から放送される。高校生・北条才人が、学校一苦手で天敵のようなクラスメート・桜森朱音とひょんなことから結婚することになる……というストーリー。坂田将吾さんが主人公の北条才人、矢野妃菜喜さんがメインヒロインの桜森朱音を演じ、朱音の親友で陽キャギャルの石倉陽鞠役の鈴代紗弓さん、才人の従妹でダウナー系ブラコンの北条糸青役の稗田寧々さんら豪華声優が出演する。坂田さん、矢野さん、鈴代さん、稗田さんに収録の裏側を聞いた。
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矢野さん 友人からも「おめでとう」と連絡があって、「違うよ!」というやり取りがありました。大きな反響にびっくりしました。
坂田さん 矢野さんの出演が発表された時、僕の出演は発表されていなかったので、SNSで「いいね!」をしたいところを我慢しました。矢野さんのファンの方は一瞬震えたかも(笑)。
坂田さん ハイテンポな作品ですが、ドラマチックなところもあります。
矢野さん 私もテンポ感もすごい!と思っていました。クラスの大嫌いな女子と結婚!?と衝撃でした。
鈴代さん 早い段階で結婚しちゃいますしね。結婚から始まるという斬新な切り口が印象的でした。私が演じる陽鞠は、朱音の親友です。ヒロインの親友なんて絶対何かあるはず!? 糸青もキャラが立っていますし、物語の展開が全く読めないところが面白く、楽しく読んでいました。
稗田さん 許嫁なのかな?と思ったら、序盤に結婚するので展開の速さに驚きました。最初に結婚しちゃうのでほかのヒロインが入り込む余地があるのかな?と思ったり、先が読めないところが面白いです。
--確かにテンポ感が抜群にいい作品です。
鈴代さん 二人(坂田さんと矢野さん)が引っ張ってくれています。
矢野さん セリフの文字数に対して尺が短いので、テンポを大切にしながら詰め込んでいます。第1話を見返して、よくしゃべったな……と思ったり(笑)。
坂田さん かなり力強いキャッチボールでした。矢野さんのお芝居を聞いて生まれたものを出そうという気持ちでやっていると、自然と尺にも合ってきて、結果としてテンポがよくなった。ギャン!ときたらギャン!と返す。ギャン!の強さを利用して投げ返そうとしました。
矢野さん 戻ってくるギャン!が強いので、さらにそれを超えなければいけないので、どんどん強くなり、スピードが上がっていました。血管が切れそうになりながら、お芝居させていただいていました。
鈴代さん 尺を意識しすぎずに、感情も表現しないといけません。技量を試される現場でした。テンポのよさがありつつ、緩急の“緩”が際立って、シーンによって緊張感が変わり、メリハリもあります。演じていて楽しかったです。糸青だけちょっとテンポ感が違って、登場すると空気が変わりますよね。
稗田さん 糸青は基本的にずっと糸青なんです。独特なペースが崩れないキャラクターでテンポ感が一人違います。
坂田さん 才人は、理屈っぽくクールなのですが、朱音に対して感情を見せます。そこを大切にしようとしました。コメディーということで、芯を大切にしながら、そこをどう飛び出せるのか? そこを工夫することを楽しんでいました。僕は結構遊ぶのが好きなのですが、採用されることが多くて、「なんならもっとやって」と言われることもありました。
矢野さん 才人とのテンポのいい掛け合いを一番大切にしました。ツンデレなので、「ジャパニーズ伝統のツンデレを」というディレクションもいただき、ツンをしっかり表現して、デレも大事にすることを意識していました。新婚生活のおうちでのやり取りが初々しく、いじらしいところがあるんですよね。朱音は普段は攻撃的ですが、たまに見せる柔らかいところもインパクトがあって、ズルいな!と思っていました。
鈴代さん シーンの切り替えがかなり早く、気持ちの切り替えが大変でした。陽鞠は多分、一番内面が複雑な子な気がします。素直なところは素直だけど、考えて、ある意味計算でやっているようなところもあって、そこのさじ加減が難しかったです。朱音と才人に対して心の距離感が違って、同じ「おはよう」というセリフでもニュアンスを変えていました。「色っぽく」というディレクションをいただくこともあったのですが、結構攻めたシーンでは陽鞠としてのマインドも濃く保っていたこともあり、「色気」とは、ということを考えながら踏み込んだお芝居にも挑戦させてもらいました。
稗田さん コメディーパートでは、収録が進むにつれて、音響監督さんから「何かください」とアドリブを求められることもあり、チャレンジをたくさんさせていただきました。糸青は、見た目も挙動も可愛いのですが、可愛いだけではない不思議さもあって、そこは意識していました。彼女なりに才人への深い愛情があり、それを全面的には出さないんですけど、二人の時はそこが少し見え隠れします。実は彼女なりに考えて、計算していろいろやっているのですが、それを見せないところもあります。オーディションの時から「母性を大事に」とアドバイスがあり、柔らかさや包容力も意識しています。
坂田さん 糸青とは「心の距離感が近め」ということだったので、そこも大事にしました。
矢野さん レバーが苦手だったのですが、最近、レバ刺しに出会って好きになりました。すごくおいしいレバ刺しを食べて、苦手意識が吹き飛びました。
鈴代さん 青椒肉絲ですね。中華料理は好きなんですけど、ピーマンが苦手だったんです。たまたま入った町中華で、隣に座っていた人が青椒肉絲を食べていて、すごくおいしそうで、大人になったのでいけるかもしれない……と注文してみました。すごくおいしくて好きになりました。
稗田さん 私は海外のホラー映画です。映画がすごく好きなのですが、以前はホラー映画全般が苦手でした。高校生くらいの時に、父に「エスター」を薦められて、それからホラー映画を徐々に見られるようになりました。今は一人で、映画館で見られるようになるくらい好きになりました。日本のホラー映画は怖いので、まだ苦手です。
坂田さん 塩キャベツかな。野菜が子供の頃から苦手で。
鈴代さん 私と同じ!
坂田さん でも、青椒肉絲は子供の頃から好き(笑)。ゴーヤーチャンプルーも好きになりました。セロリ、パクチー、ネギはまだ苦手なんですけど。
鈴代さん ナスは?
坂田さん 天ぷらなら食べます。それ以外はちょっと……。
矢野さん ヒロインそれぞれが歌っていたり、いろいろなバージョンがあります。ポップで可愛らしい曲ですが、2ワード目に「嫌い」が入っているのは「クラ婚」らしいです。それぞれの歌声に個性があって、合わさるとバランスがいいのが不思議です。
鈴代さん キャラクターとしてエンディングを歌わせていただけることが、すごくうれしくて、陽鞠として歌う中で、キャラクターの解像度が上がったところもあります。陽鞠にはいろいろな感情がありますが、このエンディングを聴いたら、明るく終われるのがいいですよね。
稗田さん 糸青は、感情の振り幅が大きくないので、それを想定してレコーディングに挑みましたが、自分が思っていた以上に「もっと無機質に」というディレクションがあり、人間離れしたような魅力を歌声で表現しようと模索しました。
坂田さん いい曲です! 明るく、どこか懐かしいところもあり、ずっと聴けます。頭に残るんで、たまに口ずさんでいます。
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