高木美佑×天海由梨奈×後藤彩佐:アニメ「空色ユーティリティ」インタビュー(1) ゴルフは老若男女楽しめる!

「空色ユーティリティ」に出演する(左から)後藤彩佐さん、高木美佑さん、天海由梨奈さん
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「空色ユーティリティ」に出演する(左から)後藤彩佐さん、高木美佑さん、天海由梨奈さん

 ゴルフをテーマにしたオリジナルテレビアニメ「空色ユーティリティ」が、1月3日からTOKYO MX、テレビ神奈川、MBS、BS朝日ほかで放送される。全てにおいて普通で平均的な高校1年生の青羽美波が、“スペシャルな特別”を探す中で、ゴルフと出会う……という日常系青春スポーツコメディー。高校3年生で天才肌ゴルファーの茜遥、大学3年生でインフルエンサーの星美彩花と出会うことで、美波の日常が大きく動き出す。美波役の声優の高木美佑さんは同作への出演をきっかけにゴルフを始めたという。高木さん、茜遥役の天海由梨奈さん、星美彩花役の後藤彩佐さんに作品の魅力、収録の裏側について聞いた。

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 ◇高木美佑のゴルフ経験が演技にも生きた!

 ーー作品の印象は?

 高木さん 監督が「学校などのコミュニティー以外のところでの趣味の楽しさを伝えたい」とおっしゃっていて、テレビシリーズはそこがさらに深掘りされたと感じています。競技ゴルフの世界とは違ったゴルフの楽しさ、日常がしっかり描かれています。

 天海さん スポ根的なゴルフの作品はありますが、「空色ユーティリティ」はいい意味で違うんですよね。肩の力を抜いてゆったりして見られて、クスッと笑える作品です。

 後藤さん ゴルフの楽しさが伝わり、ゴルフを通じて仲良くしている3人の様子、ゴルフによって深まる絆に癒やされます。ギャグ要素もしっかりあって、すごく面白いんです。

 ーーゴルフの経験は?

 高木さん テレビシリーズが決まってから、プライベートで始めました。探してみると意外とゴルフスクールがたくさんあったんです。一から教えてもらって、打てるようになってくるとすごく楽しいです。1年くらいレッスンを受けていて、3回くらいコースにも行きました。自分のクラブも持っています。まだまだなんですけど。

 ーー経験が演技にも生きている?

 高木さん 美波の気持ちがよく分かります。実際に飛ばせるようになると感触、音が分かってきて、イメージしやすくなりました。

 後藤さん 収録の時もゴルフについて教えていただいています。

 天海さん 頼もしいです。美波と美佑がリンクするようにも感じています。お父さんが付き合いでやるスポーツというイメージもありましたが、アニメで遥が「老若男女問わず誰でも楽しむことができるスポーツ」と言っていて、実際にそうなんですよね。私もシミュレーションのゴルフをやらせていただいた機会があって。すごく楽しかったです。結構飛んだんですよ。

 後藤さん 私はボールに当たらなかった……。

 高木さん 悔しがっていたよね

 後藤さん アニメで美波ちゃんも最初は打てないですし、共感しました。

 高木さん 美波は全然天才じゃないんですよね。そこが魅力だと思います。

 ーー運動神経はいい?

 高木さん 得意です! 体力テストもずっと1位でした。ただ、道具を使うスポーツってやったことなかったんです。テニスや野球は苦手だったけど、ゴルフをやってみて、いけるかも?と思い始めました。動いているボールじゃないのが合っていたのかな?

 後藤さん 私も球技は苦手です。学生時代も苦労しました。美佑さんが言った通り、ゴルフは家で練習できるし、自分と向き合って練習したら、その分だけ成長できるはずなので、素敵ですよね。

 高木さん だからこそ年齢問わず始めやすいんでしょうね。

 ◇天海由梨奈と遥は似ている?

 ーー演じる中で大切にしたことは?

 天海さん 遥はこの作品の中で、一番ゴルフが好きで、ゴルフに対しての熱意も人一倍持っています。私はゴルフ経験がなかったのですが、ゴルフと自分の中の何かを置き換えようとしました。人それぞれ熱中しているものがあると思うので、その熱量をセリフで表現しようとしました。キャラクター自体が自分自身に似ている部分が多くて、割と等身大で演じています。監督は、私たちのセリフやニュアンスをすごく大事にしてくれていて、すごく演じやすかったです。2人ともプライベートで仲良くさせていただいているので、関係性をそのまま投影できるところがありました。

 高木さん 似ているよね!

 天海さん やりたいと思ったことに対して猪突猛進。私もそういうタイプなので、親近感がありました。監督が私たちのお芝居を受け入れてくださったから、背伸びせずに演じることができました。

 高木さん 短編の時よりも豪快な部分が少し見えるようになってきたよね。

 後藤さん 彩花ちゃんは3人の中で一番年上なので、大人っぽさを意識しました。年齢的にも精神的にも大人ですが、可愛いらしい部分もいっぱいあって、そこも自然に表現しようとしていました。アドリブも結構多くて、自分から出たものが彩花ちゃんの表現になるように、常に彩花ちゃんでいようと意識して演じていました。

 高木さん 彩佐も彩花も女子力が高い。彩花ちゃんみたいに三つ編みにして、収録に臨んでいるのが印象的でした。

 インタビュー(2)に続く。

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