日本初のサステナブルな複合材料に関するフラウンホーファーIGCVとの協力拠点を金沢工業大学に開設予定

学校法人金沢工業大学 革新複合材料研究開発センター(金沢工業大学やつかほリサーチキャンパス)
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学校法人金沢工業大学 革新複合材料研究開発センター(金沢工業大学やつかほリサーチキャンパス)

プレスリリース詳細 https://kyodonewsprwire.jp/release/202501142813

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世界有数の応用研究機関との共同研究開発・事業化拠点を 2024年度中にICC内に立ち上げる計画

2025年1月14日

学校法人金沢工業大学

【表:https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M102928/202501142813/_prw_OT1fl_00AkKVV7.png

学校法人金沢工業大学 革新複合材料研究開発センター(石川県白山市八束穂2-2  所長:鵜澤潔 以下「ICC」)では、このたび、世界有数の応用研究機関であるフラウンホーファー研究機構(Fraunhofer-Gesellschaft)の鋳造・複合材料・プロセス技術研究所(IGCV)との研究開発・事業化拠点をICC内に立ち上げる計画です。

フラウンホーファーIGCVは炭素繊維複合材料を主な研究対象の一つとしている研究所で、本計画が実施されると日本国内における研究開発拠点の立ち上げはICCが初めて。当拠点は「リサイクル炭素繊維複合材料を活用した製造技術と適用技術」を研究テーマに研究開発と技術移転・事業化を目指して、活動する予定です。

【当共同研究開発拠点立ち上げの意義】

GX(グリーントランスフォーメーション)の取り組みが世界中で行われています。100mを超える長尺の風力発電用ブレードや燃料電池車の水素貯蔵タンクは炭素繊維複合材料で実現が可能ですが、炭素繊維複合材料の市場が飛躍的に成長している欧米や中国に比べ、日本国内は新規開発が少なく、市場の成長がみられないのが現状です。さらに、SDGs の目標の一つでもある「つくる責任 つかう責任」が製造者・消費者双方で求められる今日では、リサイクルも含めた産業構造でなければ事業化は見込めません。

そこで本計画ではICCに研究ユニットを設置し、リサイクル炭素繊維複合材料の研究開発・技術移転・事業化に向けたone-stop-shopの研究開発拠点として、常駐するフラウンホーファーの研究員とともに石川県内外の企業における炭素繊維複合材料事業の成長に貢献してまいります。 

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202501142813-O1-LbyfGY8A

日本初のフラウンフォ―ファーIGCVとの連携拠点が設置される

【フラウンホーファー研究機構について】

フラウンホーファー研究機構はドイツ各地に76の研究所・研究施設を構え、約32,000人のスタッフを擁する世界有数の応用研究機関です。鋳造・複合材料・プロセス技術研究所(IGCV)はその研究所のひとつです。

【フラウンホーファーの研究者が1月16日、石川県地場産業振興センターで講演】

2025年1月16日(木)の13時から17時35分まで石川県地場産業振興センター本館大ホールで行われる「コンポジットハイウェイ コンベンション2024」では、フラウンホーファーIGCVの研究者2名が講演を行います。入場は無料です。

詳細は別紙をご覧ください。

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