小室哲哉:ショートドラマのプロデュースに初挑戦 「もう一回バズりたい」と意気込み

DMM.comのショートドラマリリース発表会に登壇した小室哲哉さん
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DMM.comのショートドラマリリース発表会に登壇した小室哲哉さん

 音楽プロデューサーの小室哲哉さんがこのほど、東京都内で行われたDMM.comのショートドラマリリース発表会に登壇。6月2日午前11時にローンチされる新サービス「DMM ショート」の目玉となる作品で、初めてショートドラマのプロデューサーを務めることが発表された。

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 作品は、今秋の配信を目指しているという。脚本は完成したばかりで、タイトルは未定。総合プロデューサーとなる小室さんは「(タイトルは)僕の中では決まっているのですが、お楽しみということで(笑)」とにごした。

 ショートドラマに参入する理由については「35年以上映像に音楽を付ける仕事をしておりまして、ずっとドラマに寄せることをやってきた。MV(ミュージックビデオ)はだいたい(ショートドラマの1話の長さと同じ)3分なんですよ、なんとなく尺感が分かるので、その点でも興味を引かれました」と説明した。

 物語は、かつてCMソング界を席巻したものの今は落ちぶれた元作曲家が、地下アイドル業界で、崖っぷちの少女たちと音楽の力で自分たちの価値と希望を取り戻す、再生と逆襲のエンタメ・サクセスストーリーになるという。

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 小室さんは、主人公の元作曲家に自分の思いも「多少入っています」と言い、「(僕は)なるべく落ちぶれたくはないんですけど(笑)。時代が変わってきて、自分は古いのかな?とか……でも、もうちょっとやれるのかなという(前向きになる)ものを作りたかった」と語った。

 また、司会からドラマの音楽にも携わるのかと質問されると、「もちろんです、それで僕いるんです」とにっこり。「言えないことが多いのですが……もう一回ぐらいちょっとバズりたいなという気持ちがあります(笑)。ショートドラマからのヒット曲って多分ないと思うので」と、作品発のヒット曲制作に意気込んだ。さらに、司会からプロデューサー役での劇中出演の可能性も聞かれると、「ありえ……ありえるな? 分かりません(笑)」とはぐらかした。

 DMM.comのCOO(最高執行責任者)の村中悠介さんは「小室さんがやるというワクワク、どうなんだろう?って映像業界の人はみんな気になると思う。僕もいちユーザーとして楽しみたいので、あまり深くいろいろ聞かないようにしています」と語った。

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