マジック:ザ・ギャザリング:ベータ版のコンプリートセットが「なんでも鑑定団」で驚きの高値(内訳も)

「開運!なんでも鑑定団」を放送しているテレビ東京本社前
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「開運!なんでも鑑定団」を放送しているテレビ東京本社前

 人気のトレーディングカードゲーム「マジック:ザ・ギャザリング」のベータ版のコンプリートセット(302種)が、6月10日放送の「開運!なんでも鑑定団」(テレビ東京系、火曜午後8時54分)に登場し、驚愕の高値を付けて話題を呼んだ。

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 「マジック:ザ・ギャザリング」は、1993年に米国で誕生し、世界初のトレーディングカードゲームとして現在も人気を博している。特に初期のカードはプレミア価格で取引されており、最初に発表されたアルファ版のカード「ブラックロータス」は昨年美品が出品され、300万ドルで落札されたことでも人気を博した。

 今回登場したのは、最初に発表されたアルファ版の不備を修正し、7種類のカードを追加したベータ版。所有者として登場した大阪の男性は10万円の「ブラックロータス」をはじめ、約100万円程度で買い集めたと明かし、本人評価額を2000万円と提示。

 ところが評価額は大きく上回る3800万円に。スタジオの空気が一変する中、鑑定を担当したMINT GAMES MTG店の石渡飛雄馬店長は「これまでに日本で302種類全部という形で取引されたことはないのではないか。これがそろい(コンプリート状態)であるという事自体が奇跡的」とコメント。

 「ブラックロータス」1枚で800万円、他の「パワー9(絶版の強力なカード9種)」の中でも「モックスサファイア」に180万円をつけ、「ブラックロータス」「モックスサファイア」を含む「パワー9」の9枚だけで2010万円を付けた。さらに、ベータ版で追加されたボルカニックアイランドに180万円、人気の「シヴ山のドラゴン」に25万円、「セラの天使」には5万円を付けたという。

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