上坂樹里:朝ドラ主演に抜てきも話題 “10代最後の等身大”詰め込んだ初写真集 「ちょっと背伸び」も

初の写真集「日日是好日」を20歳の誕生日を迎える7月14日に発売する上坂樹里さん
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初の写真集「日日是好日」を20歳の誕生日を迎える7月14日に発売する上坂樹里さん

 2026年度前期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「風、薫る」で見上愛さんと共にダブル主演を務めることでも話題の俳優・上坂樹里さんが初の写真集「日日是好日」(幻冬舎)を20歳の誕生日の7月14日に発売する。上坂さんに写真集の見どころについて聞き、朝ドラへの意気込みも語ってもらった。

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 ◇今まで着たことのなかった衣装も

 上坂さんは2005年7月14日生まれ、神奈川県出身。12歳の時、エイベックス主催のコンテスト「キラチャレ2017」で審査員特別賞を受賞して芸能活動を開始。ティーン向けメディア「Seventeen(セブンティーン)」(集英社)の専属モデルとしても活動している。

 初の写真集発売について「女優さんの写真集が本屋さんに並んでいるのを見て、私もいつか出してみたいと芸能活動の一つの夢でもあったので、お話をいただいた時はうれしかったです!」とほおを緩ませる。

 人生で初めて訪れた長崎県・五島列島で撮影し、10代最後の等身大の無邪気な表情から、思い切り羽目を外した姿、これまであまり見せることのなかった艶っぽい姿を見せた。「10代最後ということで、今まで訪れたことのなかった土地や新しい景色、自然をたくさん感じたいと五島列島で撮影させていただきました。本当に楽しくて、旅行の延長のような気分でした(笑)」と振り返る。

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 自身で釣った魚の刺身をおいしそうに頬張るカットや、透き通る海ではしゃぐ姿など、自然体の魅力が詰まった一冊となった。「食べ物はどれもおいしかったですし、海がびっくりするほど透き通っていて、見るだけで癒やされていました! 見てくださる方に、“ありのままの上坂樹里”をお届けすることができたと思います」とほほ笑む。

 今まであまり着たことのなかった衣装での大人っぽいショットにも挑戦した。「写真集なのでちょっと背伸びしたカットにも挑戦しました。自分でも言うのは恥ずかしいですが、大人かも?って(笑)」と、少し照れつつアピールした。

 自身の一冊に仕上がった。「いつも世話になっている方たちと一緒に作り上げた、私にとって宝物のような一冊です。今の自分を存分に詰め込んだ写真集なのでぜひお手に取っていただけるとうれしいです!」と語った。

 ◇朝ドラ主演に抜てき いまは「未知の世界に入ろうとしている感覚」

 2026年度放送の朝ドラ「風、薫る」では、見上愛さんと共に主演を務める。ドラマは明治の日本を舞台に、まだ女性の職業が確立されていない時代、看護の世界に飛び込んだ2人の女性の物語。同じ看護婦養成所を卒業した2人が、患者や医師たちとの向き合い方に悩み、ぶつかり合いながら成長し、やがて“最強のバディー”になっていく。

 上坂さんは、2410人が参加したオーディションによって選ばれた。写真集発売に、朝ドラ主演に抜てきと良い流れが続いているが「朝ドラは一番の夢に掲げていたものでもありましたし、写真集も20歳という大事な節目に出せて奇跡の連続だなとも思っています。周りの方に支えていただきながら今の自分があると思うので、感謝は忘れずにいたいです」と話す。

 そして「自分もこれから何が起きるかどうなっていくかは全くわからなくて、未知の世界に入ろうとしている感覚なんですけど、朝ドラも含めてその作品の世界観の中で、一人の人間としてそこにちゃんと生きられる役者になりたいと思っています」と意気込んだ。写真集はB5判変形、128ページ。3300円。

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