俳優の吉岡秀隆さん主演のWOWOWのドラマ「連続ドラマW 夜の道標-ある容疑者を巡る記録-」のオールキャストが発表され、瀧内公美さん、高杉真宙さんらの出演が明らかになった。

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　原作は、日本推理作家協会賞の「長編および連作短編集部門」を受賞した芦沢央さんのミステリー小説「夜の道標」（中央公論新社）。1996年に起きた殺人事件の担当刑事、平良正太郎（吉岡さん）が、容疑者の阿久津弦（野田洋次郎さん）の足取り、殺人の理由を捜査しながら事件の“真実”に迫っていく本格社会派ミステリー。登場人物たちの点と点が“ある容疑者”を巡ってつながった時、思いもよらぬ“社会の闇”が浮き彫りとなっていく……。

　瀧内さんが演じるのは、野田さん演じる阿久津の同級生で、阿久津を匿う長尾豊子役で、高杉さんは刑事・平良（吉岡さん）とバディを組み、真相究明に奔走する若手刑事・大矢啓吾役を演じる。

　他のキャスト陣も公開された。容疑者・阿久津と“あるきっかけ”で出会う小学6年生・橋本波留役に小谷興会さん。波留のクラスメート、仲村桜介役に小林優仁さん。そして平良の妻・澄子役に映美くららさん、平良夫婦の一人息子で悩みを抱える高校生・孝則役に坂元愛登さん。波留の父親、橋本大洋役に吉岡睦雄さん、阿久津の元妻・真木実和役を朝倉あきさんが務める。

　さらに、学習塾の講師で、阿久津に殺害された被害者・戸川勝弘役に宇野祥平さん。平良と大矢の上司の刑事課長・井筒勲役に和田正人さん、そして物語の鍵を握る阿久津の母親・栄子役をキムラ緑子さんが演じる。また、阿久津の少年期を原田琥之佑さん、波留らの担任教師を柾木玲弥さんが演じる。

　「連続ドラマW 夜の道標-ある容疑者を巡る記録-」は9月14日から毎週日曜午後10時放送。全5話。