競泳・池江璃花子選手:「合コンにもし私が行ったら」 白血病診断で「やっておけばよかった」こと 「徹子の部屋」で

「徹子の部屋」に出演した池江璃花子選手=テレビ朝日提供
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「徹子の部屋」に出演した池江璃花子選手=テレビ朝日提供

 大病を乗り越え、東京とパリの五輪出場を果たした競泳の池江璃花子選手(25)が、7月23日放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。高校3年生で白血病が発覚したときの思いを語った。

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 当時、オーストラリアでトレーニングをしていた池江さんは、体調不良が続いていた。

 「基本的にお昼寝をするんですけど、目覚めたときの倦怠感がすごくて。目が覚めてから体を起こすことができない状況だったり、頭を洗うのにも腕を上げることがすごくしんどくって。ドライヤーもすごく大変だった。階段をちょっと上っただけで息切れして」

 現地で血液検査をした結果、医者から「今すぐ帰って精密検査を受けた方がいい」と言われ、緊急帰国。すぐに白血病だと分かった。「びっくりしたというよりは、体調不良が続いていたので『ああ、そうだったんだ』とすごく納得したというか。あまりにも水泳の調子が悪かったので。変な言い方ですけど、その原因が病気だと分かってよかったなと」と振り返った。

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 番組では、池江さんの19歳の誕生日の写真が公開された。写真の池江さんは帽子をかぶり「このときは(抗がん剤の影響で)髪の毛も生えていなかった。髪の毛がなくても気にしていないタイプだったんですけど、やっぱり周りの方が気を遣うかなと思って、公の場では(帽子をかぶるようにしていた)」と明かした。

 髪の毛が抜けた後は「つるつるになって。自分の頭を触るのがすごい好きになるくらいつるつるで。体、頭洗うの全部ボディーソープ1本でOKみたいな(笑)」とジョークと飛ばした。

 徹子さんから「病気だって分かったときに『ああ、もっといろいろなことやっといた方がよかった』という中に、合コンが入っていた?」と聞かれると、うなずいた池江さん。

 「合コンにもし私が行ったら……ドラマとか映画でしか見たことない世界なので分からないですけど『はじめまして』と名前を言っても(池江さんのことを)知られちゃっているから、自己紹介する場面がないなって。自己紹介をして、知らない自分を1から知ってもらいたい、という気持ちもある」と明言。アスリートとしてだけでなく「1人の人間」としての素朴な気持ちを吐露した。

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