3か月でマスターする古代文明:Eテレで新番組 初回は「ギョベックリ・テペ」 メソポタミアより5000年以上前に? 見直される“文明の始まり”

10月1日放送の「3か月でマスターする古代文明」の一場面=NHK提供
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10月1日放送の「3か月でマスターする古代文明」の一場面=NHK提供

 NHK・Eテレの新番組「3か月でマスターする古代文明」(水曜午後9時半)が、10月1日にスタートする。ロマンあふれる遺跡や出土品の映像と、最新の考古学の調査をもとに、新たに浮かび上がる古代文明の姿に迫る、全12回のシリーズだ。

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 スタジオには、世界で活躍する日本の考古学者も登場。古代文明を通して現代を考えるヒントを探っていく。

 第1回はの副題は「衝撃!最古の巨大遺跡 見直される“文明の始まり”」。世界最古の文明、メソポタミアより5000年以上前に造られた謎の巨大遺跡にスポットを当てる。

 トルコで発見され、古代文明の常識を覆した遺跡の名は「ギョベックリ・テペ」。直径20メートルほどの円形の石の建物が並ぶ。そびえる石の柱は高さ5メートル以上。世界の文明の始まりとされるメソポタミアよりはるか昔に、人類は巨大な石の建物を築いていたことになる。

 農耕が始まるずっと前の、土器も金属器もない時代で、この遺跡は一体何なのか。現代を生きる人々に何を語るのか。“文明の始まり”について考える。

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