アイドルグループ「乃木坂46」を11月27日で卒業する久保史緒里さんが、初のエッセー「LOST LETTER」(幻冬舎)を12月16日に発売することが分かった。
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トップアイドルグループのメンバーとして9年間を過ごした久保さんが、人生経験をつづった一冊。幼い頃から現在までを振り返るロングインタビューや、卒業発表前に旅行した鹿児島県・屋久島や自宅で撮影した写真を収録する。A5判、168ページ予定(うちカラー16ページ)。価格は2200円。
久保さんは「長いこと、アイドルを卒業するときに、これまでの生き方を自らつづった本を作りたいと思っていました。乃木坂46からの『卒業』は私にとって、人生の大きな節目であると自覚していたからです。24年間で得たものを、一度ここに全て置いていきたい。人の目を気にしすぎる心で、どうしてアイドルという社会を9年間生き抜くことができたのか。何故、私はわたしなのか。この本が、生きづらい世の中で今日を生きるための休憩所に少しでもなればうれしいです」とコメントを寄せた。
久保さんは宮城県出身、2001年7月14日生まれの24歳。2016年9月、乃木坂46の3期生オーディションに合格してデビュー。グループの中心的メンバーとして活躍し、2022年2月からグループの冠ラジオ番組「乃木坂46のオールナイトニッポン」(ニッポン放送、水曜深夜1時)でパーソナリティーを務める。
2023年放送のNHK大河ドラマ「どうする家康」では、織田信長の娘・五徳役で出演するなど俳優業でも活躍。今年放送のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あんぱん」には、歌手の白鳥玉恵役で出演した。11月27日、横浜アリーナ(横浜市港北区)で開催されるコンサートをもって乃木坂46を卒業する。