柚香光:元宝塚花組トップスター WOWOW「芳雄のミュー」にゲスト出演 ミュージカル「十二国記」への思いを語る デュエットも披露

11月20日に放送・配信される「芳雄のミュー」第27回にゲスト出演する柚香光さん=WOWOW提供
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11月20日に放送・配信される「芳雄のミュー」第27回にゲスト出演する柚香光さん=WOWOW提供

 宝塚歌劇団の元花組トップスター、柚香光(ゆずか・れい)さんが、11月20日に生放送・ライブ配信されるWOWOWのミュージカル番組「生放送!井上芳雄とミュージカルアワー『芳雄のミュー』」第27回にゲスト出演することが分かった。

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 柚香さんは、12月9日から来年1月20日まで東京、福岡、大阪で上演されるミュージカル「十二国記 -月の影 影の海-」で主演を務める。2024年の宝塚退団後、初の本格的なミュージカル出演で、東宝ミュージカル作品では初主演となる。番組では、役作りへの思いや舞台の見どころなどを語る。MCを務めるミュージカル俳優の井上芳雄さんとのデュエットも披露する予定。

 「十二国記」は、小野不由美さんによるシリーズ累計1300万部(2025年1月時点)を突破した大河ファンタジー小説。我々が住む世界と、地球上には存在しない異世界を舞台に物語が繰り広げられる。1991年刊行の「魔性の子」から始まり、翌年刊行の「月の影 影の海」でシリーズ化され、2002年にはNHKでアニメ化された。2019年には、18年ぶりとなる新作長編「白銀の墟 玄の月」が刊行された。

 今作が世界初のミュージカル化となり、演出を山田和也さん、脚本・歌詞を元吉庸泰さん、音楽を深澤恵梨香さんが担当する。ミュージカルでは、「我々が住む世界の陽子」と「異界に連れ去られた後のヨウコ」という一人の女子高生、中嶋陽子役を2人の俳優が務め、柚香さんは「異界に連れ去られた後のヨウコ」を演じる。もう一人の陽子は、加藤梨里香さんが演じる。

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 柚香さんは1992年生まれ、東京都出身。2009年に宝塚歌劇団95期生として入団し、花組に配属。2019年11月25日付で花組のトップスターに就任。「はいからさんが通る」「うたかたの恋」などで人気を博した。2024年5月26日に宝塚歌劇団を退団後、自身初のソロコンサート「TABLEAU」、宝塚OGが集結したエンターテインメントショー「RUNWAY」、劇団☆新感線「紅鬼物語」に出演。今年1月には、WOWOWでも放送された「マチュー・ガニオ スペシャル・ガラ ニューイヤーコンサート」で世界のバレエトップダンサーと共演した。

 「生放送!井上芳雄とミュージカルアワー『芳雄のミュー』」第27回は、11月20日午後10時からWOWOWライブ・WOWOWオンデマンドで生放送・ライブ配信される。

 ◇柚香光さんのコメント

 この度は、井上芳雄さんの「芳雄のミュー」にお招きいただき、感激と共に胸をときめかせています。芳雄さんと今回こうして、初めてお目にかかれますことがうれしくて、お話しさせていただけることを、とても光栄に思っております。トークにデュエット! しかも生放送! 緊張もいたしますが、芳雄さんの作られる温かくて軽やかな世界の中で、私も皆さまと素敵な時間を過ごせるよう、精一杯努めます。どうぞよろしくお願いいたします!

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