特撮ドラマ「仮面ライダーガヴ」(テレビ朝日系、2024~25年)のリゼル・ジャルダック役で注目を集めた、俳優の鎌田英怜奈(かまた・えれな)さんにインタビュー。リゼルが大きくフィーチャーされたテレビシリーズの続編、Vシネクスト「仮面ライダーガヴ ギルティ・パルフェ」(11月28日から期間限定上映中)についてや、仮面ライダー出演を経ての今後の目標を聞いた。
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鎌田さんは2009年9月1日生まれの16歳。子役から活動しており、NHK大河ドラマ「西郷どん」をはじめ数々のドラマに出演。現在はNHK Eテレの「天才てれびくん ジオ物語」にレギュラー出演中。仮面ライダーシリーズには今作が初出演で、「すごく反響をいただきました!」と顔をほころばせる。
「悪役だったので嫌われるのかなと覚悟はしていたのですが、『リゼル好きです!』とリゼルのコスプレ写真を送ってくださる方がいたり、海外からメッセージをいただくこともあって驚きました。インスタのフォロワーも出演前は1万人に届かないくらいだったのが、今は3万人を超えていて、反響の大きさを実感しています」
リゼルは、主人公の仮面ライダーガヴ/ショウマ・ストマックの前に強大な敵として立ちはだかったボッカ・ジャルダック大統領の娘。天真爛漫(らんまん)でワガママ、そして父親譲りの残忍さも併せ持つキャラクターだ。
「話し方は可愛らしいのに話している内容は怖い……という場面が多かったので、そこをどう表現するかを大事にしました。顔は笑っているけど目は笑っていない、みたいな(笑)。目力を使って“なんだか不気味な感じ”を意識して演じました」
父の権力を背に強気な振る舞いのリゼルだったが、終盤では父を失って凋落(ちょうらく)。最終回では夫のジープも失い、寂しげな姿が印象に残った。
「大好きなお父さんもいなくなって、ジープもいなくなって、本当にさみしかったと思います。普段なら泣かないリゼルが涙を流す。今回のVシネにつながる大事なシーンでもあったので、緊張しました」
テレビシリーズの続編「仮面ライダーガヴ ギルティ・パルフェ」では、リゼルは家出少女たちのグループに身を寄せている。
「自分から周りに話を聞きにいったりするのが今までのリゼルと違うなって新鮮でしたし、友達を作っていたのも個人的にはうれしかったです。最終回後、ファンの皆さんから『リゼルはどうなるの』『心配』という声を多くいただいていたので、“その後”のリゼルを大切に演じました。大切な人を失ったら元気じゃないだろうけど、でもリゼルなら引きずりすぎないはず……その感情のバランスを意識しました」
見どころとして「リゼルの成長」と、日野友輔さん演じる「仮面ライダーヴァレン/辛木田絆斗のカッコよさ」を挙げる。
「絆斗にキュンとしました(笑)! 私がいなかったシーンなのですが、アフレコの時に見てカッコいい!と思いました、ぜひ見てほしいです」
悪役を経験し、「今度は人を救う“ヒーロー役”にも挑戦したい」と語る。
「(知念英和さん演じる)ショウマみたいな誰にでも優しいヒーローをやってみたいですし、アクションもやってみたい! 仮面ライダーにもまた出演したいです! リゼルとは全然違った雰囲気で……それこそ(宮部のぞみさん演じる)幸果さんみたいな“キラキラハッピー”もいいですね。何度でも出演したいです!」とほほ笑んだ。
今作は、映画館上映とパッケージで展開する東映のレーベル「Vシネクスト」の新作で、11月28日から新宿バルト9(東京都新宿区)などで期間限定で上映され、2026年6月10日にブルーレイディスク(BD)とDVDが発売される。
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