良いこと悪いこと
第8話 7人目、だーれだ?
12月6日(土)放送分
俳優の鳴海唯さんが、NHKの「ドラマ10」枠(総合、火曜午後10時)で2026年1月6日にスタートする連続ドラマ「テミスの不確かな法廷」にヒロイン役として出演することがこのほど、分かった。本作は、発達障害を抱えた裁判官が、⾃らの特性と格闘しながら難解な事件に挑む法廷ヒューマンドラマ。鳴海さんは、松山ケンイチさん扮(ふん)する主人公の安堂清春の特性をいち早く見抜き、自らの裁判に利用しようともくろむ弁護士・⼩野崎乃亜を演じる。
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鳴海さんがドラマでヒロイン役を務めるのは初めて。演じる⼩野崎は、ある事件をきっかけに、東京の大手法律事務所を辞めて前橋にやってきた弁護士。刑事事件において、起訴有罪率 99.9%を誇る検察に弁護士の勝ち⽬はないが、安堂の特性をうまく利⽤すれば突破口が開けるかもしれないと彼に近づく。しかし、安堂と向き合ううちに、彼の抱える苦悩や孤独に触れ、いつしか自身も思わぬ影響を受けていく。
鳴海さんは「本作品はリーガルサスペンスでありながら、人の性質が繊細にそしてユニークに描かれている新しいヒューマンドラマだと感じました。小野崎乃亜は、多くの人は救えなくても自身が出会った人の人生は救いたいという、強い正義感を持った人物だと思います。その正義感と現実の狭間で揺れ動き、心が何度も折れそうになる。そんな瞬間は私自身も経験があり、役との親和性を感じました。そんな中で、特性を持ちながら真実を追求し続けている安堂に出会い、法律家として、人として、ゆるやかに成長し変化していく、その温かい人間模様に注目していただきたいです」とコメントしている。
併せて、恒松祐里さん、山崎樹範さん、市川実日子さん、和久井映見さん、遠藤憲一さんの出演も発表された。
恒松さんは安堂が引き起こすトラブルに眉をひそめ、法の厳格さを貫こうとするエリート判事補・落合知佳、山崎さんは安堂の予測不能な裁判進行に振り回されつつ、小野崎と激しい論戦を繰り広げる検察官・古川真司、市川さんは安堂たちに事件情報を提供しながらも真意が読めない謎多き執行官・津村綾乃、和久井さんは安堂の特性を診断し、社会で生きるすべをアドバイスする精神科医・山路薫子、遠藤さんは安堂の数々の騒動で裁判所所長に怒られつつも、型破りな彼にひそかに期待を寄せる判事・門倉茂を演じる。
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