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5月2日(土)放送分
人気アニメ「ガンダム」シリーズの投票企画「全世界“ガンダム”総選挙2025」の最終結果が発表され、全世界ランキングで「新機動戦記ガンダムW Endless Waltz」のウイングガンダムゼロが2位にランクインしたことが話題になっている。全世界ランキングの1位は「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」のνガンダムだったが、ウイングガンダムゼロは英語ランキング、繁体字(台湾)ランキングの1位に輝くなど大健闘し、特に海外での人気が際立った。宇宙世紀の主役機や近年の最新機を抑え、なぜこれほど人気なのだろうか。
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「全世界“ガンダム”総選挙2025」は、“好きなガンダム”を投票する企画で、宇宙世紀シリーズとオルタナティブシリーズのガンダムタイプ、ガンダムの名を冠する機体が対象となった。「ガンダム」シリーズの企画として初めて10言語に対応。ポータルサイト「ガンダムインフォ」が「GUNDAM Official Website」としてリニューアルオープンしたことを記念して、2025年10月10日~12月25日に一人一日一票を受け付け、最終有効投票数は133万票を超えた。
「新機動戦記ガンダムW Endless Waltz」は、“オルタナティブシリーズ”の第2弾として1995~96年に日本で放送された「新機動戦記ガンダムW」の続編でOVA(オリジナル・ビデオ・アニメ)として1997年に全3話が制作された。「新機動戦記ガンダムW」は、特に海外での人気の高い作品だ。その背景には、米国における「ガンダム」シリーズの歴史が深く関わっている。
「新機動戦記ガンダムW」は、米国で初めて本格的に放送されたガンダム作品で、2000年3月に米カートゥーンネットワークで放送を開始した。バンダイアメリカは、テストマーケティングを兼ねて1999年10月からガンプラを販売し、テレビ放送開始後に本格販売を開始。10代を中心に熱狂的な支持を集めた。そのため、米国では「新機動戦記ガンダムW」が“初めてのガンダム”というファンも多く、“ファーストコンタクト”の衝撃が大きかったようだ。
当時は、今のように配信によって、世界中で時差なしに日本のアニメを楽しめる時代ではない。米国のアニメファンに1990年代の話を聞くと、レンタルビデオで「ガンダム」シリーズをはじめとした日本のアニメを見ていた熱心なファンもいたが、「新機動戦記ガンダムW」の放送が爆発的にファンを増やすきっかけとなったようだ。
「新機動戦記ガンダムW」を見ていた子供たちは30~40代となり、コアなファン層に成長した。また、SNSや配信によって若い世代にもその魅力が波及し、今回の総選挙の躍進につながったのだろう。
“世界に向けたガンダム”として配信された「機動戦士ガンダム 復讐のレクイエム」や制作が発表されているハリウッド実写映画版など、同シリーズのグローバル化が加速しているが、その礎を築いたのは約26年前に海を渡った「新機動戦記ガンダムW」なのだろう。(阿仁間満/MANTANWEB)
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