市川海老蔵:小林麻央会見 海老蔵「押しくらまんじゅう夫婦に」 麻央「亭主関白です」

結婚披露宴後に会見を開いた市川海老蔵さんと小林麻央さん
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結婚披露宴後に会見を開いた市川海老蔵さんと小林麻央さん

 歌舞伎役者の市川海老蔵さん(32)とフリーキャスターの小林麻央さん(28)が29日、結婚式と披露宴を「ザ・プリンスパークタワー東京」(東京都港区)で開き、終了後会見を行った。夫婦生活について麻央さんが「亭主関白です!」と言い切ると、海老蔵さんは「(披露宴では)尻に敷かれてる、と言った方が面白いと思ったのでそのままにしてましたが、やや亭主関白です」と明かした。「愛を感じた言葉は?」という質問に、麻央さんは「おしどり夫婦ではなくて、押しくらまんじゅう夫婦になろう、と言われました」と語り、海老蔵「おしどり夫婦は向き合っている感じ。押しくらまんじゅう夫婦はくっついたまんま」と笑顔を見せた。 

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 海老蔵さんは「楽しんでいただけたか分からないんですけれど、喜びがあるうちに、あっという間に終わりました」と語り、麻央さんは「改めて一歩前に進むんだなと思いました」と瞳を潤ませていた。海老蔵さんは「お酒を飲み過ぎているので、話をあんまり聞けてません」と語り、「披露宴に全神経を使ったから、気の利いたコメントができません。すみません」と大役を終え、ほっとした表情を見せた。

 2人は結婚指輪を見せ、麻央さんの指輪の裏には「フォーエバーラブ」と書かれ、海老蔵さんは指輪の文字を「恥ずかしくて、言えません」と照れていた。また、「どんな家庭を築いていきたいか」という質問に、麻央さんは「これからも変わらない二人でいれれば。改めて、彼について行きたいと思いました」と幸せそうな笑顔で話した。

 一番印象的なシーンは?という問いに麻央さんが「お母様に手を引いてもらって退場するところが一番印象に残っています」と語ると、海老蔵さんは「いやあああ、どこだ……?」と頭をかいて、「全部、印象に残りました……。先輩の言葉を引用すると、まあ、(結婚式は)二度としたくないな」と気疲れしたようだった。

 子づくりについては海老蔵さんは「特に決めてないです。決めてないです」と話し、もうおめでたではという声に、海老蔵さんは「マスコミでそんな話が出たそうですね」と麻央さんの方を向いて「どうなの?」と聞くと、麻央さんは「まだです」とにこやかに否定した。

 披露宴には、中村勘三郎さんや中村獅童さん、市川染五郎さんら歌舞伎俳優や森喜朗元首相、小泉純一郎元首相、前原誠司・国土交通相ら政界からのゲストも登場した。

 海老蔵さんは77年12月6日、十代目市川海老蔵(現・市川團十郎)の長男として生まれた。83年に「源氏物語」で初お目見えし、85年に七代目市川新之助を襲名、04年に十一代目市川海老蔵を襲名した。歌舞伎公演のほか、03年のNHK大河ドラマ「武蔵 MUSASHI」で宮本武蔵を演じるなどの俳優活動も行う。

 麻央さんは82年7月21生まれ。03年に情報番組「めざましどようび」(フジテレビ)のお天気キャスターとして芸能界入りし、バラエティー番組やドラマに出演、報道番組「NEWS ZERO」(日本テレビ)でキャスターを務めたが、結婚を機に3月末で降板した。姉は元TBSアナウンサーの小林麻耶さん。(毎日新聞デジタル)

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