ゲームレコードGP:若手芸人がレトロゲームの“神技”を披露 DVD発売記念イベント

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 お笑いコンビ「浅草キッド」の玉袋筋太郎さんが司会を務め、若手お笑い芸人が独自のルールでファミコン用ゲームに挑戦するバラエティー番組「ゲームレコードGP」がDVD化されるのを記念して、イベント「集え!ファミコン世代!!ゲームレコードGP外伝」が23日、新宿・歌舞伎町の「新宿ロフトプラスワン」で開催された。イベントでは「ガリベンズ」の矢野正樹さんが「メトロクロス」のステージ1を33.76秒でクリアするなど“神技”が披露され、集まった30~40代男性を中心としたファミコン世代約100人から大きな歓声が上がった。

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 「集え!ファミコン世代!!」は、若手お笑い芸人が「ゼビウス」「がんばれゴエモン」「ドンキーコング」「スペランカー」などのレトロゲームを「敵を倒さない」「ジャンプ禁止」「タイムトライアル」など独自のルールで挑戦する番組で、CS放送、ケーブルテレビのバラエティー番組専門チャンネル「MONDO TV」で07~11年に放送された。イベントでは、玉袋さんとMCの古川小百合さんに加え、兼島ダンシングさん、Theかれー王さん、いちご姫さん、カイキマンさん、きくりんさん、「ハイエナ」の坪井貴成さんら出演者が再集結し、得意ゲームの技を披露した。

 イベントで盛り上がったのが、「ガリベンズ」の新藤充さんが挑戦した「沙羅曼蛇」のステージ1のハイスコアバトル。新藤さんは「ここで5000点入ります」などと解説しながら巧みな手さばきでプレーすると、会場から大きな歓声が上がった。しかし、ボスが登場すると、操作をミスしてしまい、すぐに撃沈し、歓声はため息に変わった。番組内でタッグを組み6冠を達成した坪井さんときくりんさんは「マッピー」に挑戦。坪井さんが目隠しをして、きくりんさんがアドバイスする……という二人三脚でプレーして2万7000点のハイスコアをたたき出し、会場を沸かせた。

 また、カイキマンさんは「魂斗羅」を「敵を倒さずにボスのところまで行く」と宣言するも1分を持たず終了したり、兼島ダンシングさんが「ギャラガ」のタイムトライアルに挑戦し、一瞬で自滅するなど失敗する芸人が続出。兼島ダンシングさんは「現役時代(番組放送時)はできたのに……」と悔しがると、玉袋さんはビールを飲みながらリラックスした表情で、「まあ、難しいよな」と励ました。一方、番組に一般から参加した村田俊平さんは「マッピー」のステージ1を21.86秒でクリアし、玉袋さんは「芸人がダメで、一般の人の方が頑張っているじゃないか」と健闘をたたえていた。

 「ゲームレコードGP」のDVDは「ナムコ編」1・2巻、「コナミ編」1・2巻の全4巻が25日に同時発売。価格は各2625円。(毎日新聞デジタル)

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