TBSの田中みな実アナウンサーが14日、東京・上野の国立科学博物館で7月に開幕する“元素”をテーマとした展覧会「元素のふしぎ」の記者発表会に司会として登場した。田中アナは白衣を着て、液体窒素を使ってカーネーションを凍らせるなどさまざまな化学実験に挑戦。「きゃー」「わー、すごいー」「わー、キレイ」「えー、本当ですか?」と驚くなどバラエティー番組で見せる“ぶりっ子キャラ”のまま実験を楽しんだ。
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さらに、田中アナはレアアース(希土類元素)を見て、同展を監修する研究員に「高いイメージだと思うんですけど、おいくらなんですか?」と質問して困惑させたり、会期中に販売される元素記号を型抜いた“元素クッキー”を「チタン、塩素と書いていますが、(クッキーにはチタンや塩素は)入っていません」と紹介するなど、独特の表現を交えながら司会を務め、集まった報道陣や関係者を苦笑させていた。
同展では、現在知られている118元素のうち、展示が困難な放射性元素以外の元素の単体や原料となる鉱物、元素からできている製品を展示。さまざまな気体に電気を通して放電色を観察するコーナー、金属の色や音、重さを比較するコーナー、レアメタルを指輪の形状にして紹介するコーナーも用意し、ワークショップでは、簡単な実験も楽しめる。また、劇場版アニメ「鋼の錬金術師 嘆きの丘(ミロス)の聖なる星」とのコラボレーションが決定している。
「元素のふしぎ」は7月21日~10月8日に開催。休館日は毎週月曜。入場料は一般・大学生が1300円(前売り1100円)、小中高校生が500円(前売り400円)。(毎日新聞デジタル)