落語をテーマにしたテレビアニメ「じょしらく」（MBS・TBS系）の記者会見が4日、東京都内で開かれ、声優陣がキャラクターをイメージした落語家風の着物に身を包んで登場。暗落亭苦来（あんらくてい・くくる）役の後藤沙緒里さんは「“じょしらくさん”についていく所存です。皆さま、よろしくお願いいたします」、蕪羅亭魔梨威（ぶらてい・まりい）役の佐倉綾音さんは「純粋に皆さまに楽しんでいただきたいと思います。大ヒットするように願っております」と正座をしながら頭を下げ、アニメをPRした。

あなたにオススメ

来春朝ドラ「あんぱん」の“二人の妹”　朝ドラヒロインまで手が届くか

　「じょしらく」は、落語家の少女たちの日常を描いたマンガで、「さよなら絶望先生」の久米田康治さん原作、ライトノベル「とらドラ！」のイラストを手がけたヤスさんが作画を担当。09年9月から別冊少年マガジンで連載している。佐倉さんや後藤さんのほか、波浪浮亭木胡桃（はろうきてい・きぐるみ）役を小岩井ことりさん、防波亭手寅（ぼうはてい・てとら）役を山本希望さん、空琉美遊亭丸京（くうるびゆうてい・がんきょう）役を南條愛乃さんが担当する。

　会見場には襲名会見風に金屏風（びょうぶ）と座布団が用意され、5人の声優陣が登場。落語に詳しくないという南條さんは「新宿末廣亭（寄席）に行って、どんな世界なのか触れるところから始めようと思います」と話し、声を担当する空琉美遊亭丸京について「バイオレンスメガネといわれています。私も普段、メガネをかけているので（マンガを見て）ビビッときた。」とコメント。初めてアニメのメーンキャラクターの声を担当することになった小岩井さんは「イベントに登場するのは2回目。一生懸命やらせてもらいます」と少し緊張した面持ちで意気込みを語っていた。

　アニメは、MBSで5日から毎週木曜深夜2時25分、TBSは6日から毎週金曜深夜2時25分、CBCは12日から毎週木曜深夜3時5分、BS−TBSは14日から毎週土曜深夜0時半に放送。（毎日新聞デジタル）