注目アニメ紹介:「進撃の巨人」 大ヒットマンガが待望のアニメ化

(C)諫山創・講談社/「進撃の巨人」製作委員会
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(C)諫山創・講談社/「進撃の巨人」製作委員会

 人類が謎の巨人たちに生存を脅かされる過酷な世界を描く「進撃の巨人」が6日、スタートする。原作は諫山創さんが別冊少年マガジン(講談社)で連載中の人気マンガで、コミックスの売り上げは累計1000万部を突破している。

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 突如として現れた謎の巨人たちによって存亡の機に立たされた人類は、高さ50メートルもの壁を築いて侵攻を防ぎ、壁の外での自由と引き換えに安全を得る。それから約100年後、城塞(じょうさい)都市に生まれた少年エレン・イェーガーは外の世界に憧れ、かりそめの平和に甘んじる人たちを「家畜」と呼んで周囲との対立を深めていた。そしてエレンが10歳を迎えた年、超大型巨人が壁を壊し、エレンの夢も人々の平和も崩れ去る。

 家族を失ったエレンは巨人の駆逐を心に誓い、幼なじみのミカサとともに第104期訓練兵団に入団する。訓練兵団はエレンの成長の場であると同時に、対巨人戦闘のエキスパート集団でもある。巨人に対して、立体機動装置を使いこなした三次元的な戦いも見どころの一つだ。原作でも巧妙に張られていた伏線が、アニメでどう表現されるか注目だ。

 エレン・イェーガーは「アクセル・ワールド」の梶裕貴さん、ミカサは「ヒロイック・エイジ」の石川由依さん。「デスノート」の荒木哲郎さんが監督を務め、アニメーション制作は、本作がテレビシリーズ初制作であるWIT STUDIOが担当する。放送はMBS、TOKYO MXほか。(毎日新聞デジタル)

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