ベイビーレイズ:乗っ取りアイドルを先輩・菊地亜美が熱血指導 「大人の意見を聞くこと!」

1 / 8

 “乗り込み乗っ取り”をコンセプトに人気アイドルグループのライブやイベント会場に“乱入”してファンの獲得を目指している5人組アイドルグループ「ベイビーレイズ」。さまざまな女性アイドルグループが群雄割拠し“アイドル戦国時代”とも呼ばれる中、ユニークな活動が注目を集めつつある。結成から約1年、メンバーにアドバイスを送り、指導してきた所属事務所「レプロエンタテインメント」の先輩でアイドルグループ「アイドリング!!!」の菊地亜美さん(22)との対談が実現。菊地さんは「こんなに成長するとは思っていなかった……」と驚きながら「大人の意見をいっぱい聞くこと!」などと“戦国時代”を生き抜くためのアドバイスを送った。(毎日新聞デジタル)

あなたにオススメ

 ◇“乗っ取り活動”に手応え

 ベイビーレイズは高見奈央さん(16)、大矢梨華子さん(16)、傳谷英里香さん(17)、林愛夏さん(17)、渡邊璃生さん(13)の5人組で、20012年に結成。デビューから2年以内に日本武道館(東京都千代田区)でのライブ開催を目指して活動を続けている。“乗っ取り活動”として「AKB48」「ももいろクローバーZ」など人気アイドルグループのライブ会場の近辺でチラシを配ったり、「Cheeky Parade」「あやまんJAPAN」のライブに“乱入”するなど体当たりでファンの獲得を目指している。31日に4枚目のシングル「ベイビーアンビシャス!」を発表する。

 ベイビーレイズが展開する“乗っ取り活動”について、傳谷さんは「(人気アイドルのライブ会場で)チラシを配った後、無料で開催している公開げいこに、ほかのアイドルのファンの方に来ていただけたことがあります。少しずつだけど乗っ取っているんじゃないかな?」と手応えを感じている様子。さらに、大矢さんは「ゲリラライブをもっとやってみたい。衣装を着て、渋谷とか人が集まる場所にも行ってみたい」とさらなる“乗っ取り”に意欲的だ。

 ◇菊地は後輩の成長に危機感!?

 結成当時からベイビーレイズを見てきた菊地さんは「最初は取材でもみんなしゃべらなかった。アイドルグループがごまんといる中、3カ月くらいの勢いだろう……と思っていた」と結成当時の印象を明かすが、「最近は自分たちのことを分かっていて、気合も入っている。まとまって同じところに向かっている。歌とダンスも全然違う。高見ちゃんなんて、最初は歌がヘタで、私も苦手なのでイジっていたけど、最近はうまくなっているし」とその活躍に感心心しているようだ。さらに、「焦りがありますよ。アイドリング!!!は、ようやくバラエティー番組に出させていただくようになったけど、2年目でここまで成長するなんて、私の立場はどうなるの? 肩身が狭い……」とアドバイスを送るはずが、肩を落とした。

 そんな菊地さんに「現在のベイビーレイズに足りないところは?」と聞いてみると「胸かな? 1人くらい巨乳キャラがいないと。個人活動でグラビアをやって、ファンを引っ張っていくといいかもしれない」と語りだし、メンバーは困惑気味。メンバーが「ひな壇で目立つには、どうしたらいいんですか?」と質問すると、菊地さんは「3秒くらいシーンとなったときは声を出す。話を振ってほしいときはMCの目をじっと見ること! 自信があるときだよ!」と先輩らしくアドバイスを送った。

 ベイビーレイズは単独武道館公演という大きな目標を掲げていることもあり、メンバーは「絶対に武道館に行きます! 勢いをつけて、今年の夏にはZeppツアーをしたい」と意欲を燃やす。菊地さんは「実はアイドリング!!!は単独で武道館公演をしていないんですよ……」と明かしつつ、「先を越されたら複雑だけど、ぜひかなえてほしいですね。私もちゃっかり出ます!」と後輩を応援していた。

写真を見る全 8 枚

アイドル 最新記事