依布サラサ:井上陽水の娘が初の書下ろしエッセー集

初のエッセー集を発売した依布サラサさん
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初のエッセー集を発売した依布サラサさん

 ミュージシャンの井上陽水さんと歌手の石川セリさん夫妻の長女で、作詞家・歌手の依布(いふ)サラサさんが4日、初のエッセー集となる「長い猫と不思議な家族」(祥伝社)を出版した。1児の母である依布さんが、両親や娘との数々のエピソードを交えてつづったものだ。個性豊かな家族に囲まれて育った中で、両親から教えられたことや、家族に対する思いが素直な言葉で書かれている。

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 依布さんは「執筆を通して、家族とコミュニケーションをとる大切さや、家族の持つ温かく大きな力に気づいた。ややこしいし、面倒な時もあるけれど、お互いに関心をもてることに感謝して、家族と貴重な時間を過ごすためのヒントになれば」とコメントしている。

 現在は福岡のテレビやラジオを中心に活動を行っている依布さんは、父の井上さんから初めて楽曲提供を受け、九州朝日放送「水と緑のキャンペーン」のキャンペーンソングとなった「キャッホー」を7月にリリースし話題を呼んでいる

 書籍「長い猫と不思議な家族」は四六判219ページ。1365円。

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