SPECIAL EDITED VERSION 『ONE PIECE』魚人島編
第4話 深海の冒険!迫りくる海底の脅威
11月24日(日)放送分
話題のアニメの魅力をクリエーターに聞く「アニメ質問状」。今回は24日の放送から新章「マグノシュタット編」に突入する「マギ」です。斎藤朋之プロデューサーに作品の魅力を語ってもらいました。
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−−作品の概要と魅力は?
創世の魔法使い“マギ”と呼ばれる謎の少年アラジンが、王の器(うつわ)と認めた少年アリババや、戦闘民族ファナリスの末裔(まつえい)である少女モルジアナなど、さまざまな人々との出会いや別れを繰り返しながら旅をして成長し、やがては自分の存在の秘密を知っていく、というファンタジー作品です。大高忍先生の生み出したたくさんのキャラクターたちみんなが、単に「かっこいい」「可愛い」というだけでなく、それぞれが背負っている背景や心情がすごくリアルで共感できるので、老若男女のどなたが見ても、必ず感情移入できるポイントのあるエンターテインメント作品だと思いますね。
−−今回のアニメ化で心がけたことは?
24日放送の第8夜から、待望の新章「マグノシュタット編」がいよいよスタートします。アラジンが、魔法の国マグノシュタットで、新しい仲間と一緒に魔法の勉強と修行に励む学園生活からはじまって、西の大国レーム帝国との開戦、さらには世界中を巻き込む戦乱に発展していくのですが、回を追うごとにどんどんストーリーがスケールアップしていくんです。原作をはじめて読んだ時は「もはやテレビアニメで表現できるスケールではない!」と青ざめましたが(笑い)、逃げずに真っ向から映像化にチャレンジしています。今はアフレコが来年1月放送の話数まで進行していまして、お話のスケールアップの度合いに「この後どうなってしまうんだろう!」という感じで、ドキドキわくわくしています。
−−作品を作るうえでうれしかったこと、逆に大変だったことは?
1期の放送が始まる前に渋谷のヒカリエホールで行われた先行イベントで、キャストを一斉に発表させていただいたのですが、お客さんのあまりの熱気がうれしくて、熱狂の渦の中で、1人で会場の隅っこに避難して、恥ずかしながら号泣してしまいました(笑い)。1期放送後の東京国際フォーラムでの「マハラガーン」や、2期放送前の舞浜アンフィシアターでの「イクティヤール」といったイベントでも、大きな会場に集まってくださったたくさんのファンの方々と「マギ」を愛する気持ちを共有できて、その度に、喜びとプレッシャーが同時に湧き上がりましたね。
−−今後のみどころを教えてください。
今後は、魔法国家マグノシュタットと西の大国レーム帝国の戦争を軸にストーリーが進むのですが、練紅炎が率いる煌帝国の面々をはじめ、あの人や、あのお方や、あの方々などが、これでもか!というぐらいに続々とマグノシュタットに大集結します。そのあたりのたたみかけるような展開は、原作を何度読み返してもわくわくしてテンション上がってしまうところですが、色が付いて動くアニメーションになったら、もっとすごいことになるのではないでしょうか(笑い)。特に、それぞれのキャラが“魔装”して戦う姿は、このシリーズの大きな見どころになると思いますので、楽しみにしていただければと思います。
−−ファンへ一言お願いします。
自分自身、「マギ」という物語世界の大ファンの1人です。原作もののアニメに携わるときは「こんなに素晴らしい作品が世の中にあるんですよ!」ということを、友達に紹介するような気持ちで作品作りをしています。いま、週刊少年サンデーさんでは、原作のストーリーが激動の新展開に突入していて、ものすごく盛り上がってますし、ウェブコミックサイト「裏サンデー」では、「マギ」の正式な前章でもある「シンドバッドの冒険」が読めますので、自分も毎回わくわくしながらそれを追いかけて、そのわくわくを見ている方々にお伝えして共有できたらいいな、といつも思っております。
2014年6月8日に新しいイベントが実施されることが先日発表されましたが、原作・アニメ・イベント・ゲーム・商品化展開を含めた「マギ」ワールドは、まだまだ広がり続けていますので、またどこかで、すてきなニュースをお伝えできる日が来ると思います。今後とも、応援よろしくお願いします!
プロデューサー 斎藤朋之
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