小倉優子:料理のこだわりは「簡単にできて彩りよくバランスがいいもの」

1 / 8

 タレントの小倉優子さんが、自身のレシピ本第2弾「小倉優子の毎日ほめられ ごはん」(講談社)を11月に発売した。同書では、小倉さんが考案した作り置きおかずやアレンジレシピ、美容と健康を意識したメニューなど約130品を紹介。「誰でも簡単に味を再現できるよう、分量や煮込み時間など、細部にこだわりました」と語る小倉さんに、普段の献立や家族の人気メニュー、さらにレシピ本の先にある今後の目標を聞いた。

ウナギノボリ

 同書は2012年12月に発売された「小倉優子の幸せ ごはん」に続く、小倉さんのレシピ本第2弾。「前回の105品から130品にレシピが増えてパワーアップしました」と小倉さんはアピールし、「でも実際には、約170品ものレシピを編集さんに提案したんですよ」とかなりの意気込みで臨んだという。

 バリエーション豊富なレシピをどのように発想しているのかと聞くと、「普段から同じメニューを何度も作るということをしないんです。毎日いろいろ試して、新しいレシピを作ってます」と小倉さん。「出産してからお仕事の量も減らして、おうちで料理を作る機会が以前よりも増えました。子供がいるので外食もできないので。料理のこだわりは、簡単にできて彩りよく栄養のバランスがいいもの」と自身のレシピを語る。

 そんな小倉さんの料理を家族も「好き嫌いなく何でも食べてくれる」といい、とくに「夫は麻婆なすとか、中華が好きですね。1歳の息子は、ひじきの煮物やきんぴらを細かく切ってごはんに混ぜると、よく食べてくれます」と笑顔。レシピ本の中でもそのメニューは掲載されているが、「とにかくおすすめは全部! どれも妥協せずにこだわりました」とすべての料理に自信を持っている。

 レシピ本作りは「誰でも簡単に味を再現できるよう、分量や煮込み時間など、細部にこだわりました」と明かし、「本作りに携わってくださった多くのスタッフの方にも私と同じ工程で作っていただいて、実際にきちんと再現できるかを確認しながら、何度も試行錯誤して締め切りの夜ギリギリまでどれも妥協せずに吟味しました。より簡単においしく、ということを目指したので、これから料理を始める方にもぜひ活用してほしいですね」と再びアピールした。

 デビュー当時から変わらぬ愛らしさで、おっとりとした印象のある小倉さんだが、実はしっかり者。「いつも人生は一度きりだと思っていて、のんびりできないタイプ」だと自身について語り、「いろんなことを見たいし、経験したい」とつねに前向きだ。レシピ本を完成させ、今後もやりたいことがたくさんあるといい、「今、オーガニックの食品に興味があるんです。来年は、オーガニックコンシェルジュとナチュラルフードアドバイザーの資格を取りたい。実は、10日前くらいに両方の教材が届いたので、本ができて落ち着いたから、リポートを頑張ろうと思います!」とキラキラした瞳で語った。

 小倉さんは、11年10月にヘアスタイリストと結婚。12年6月に第1子の男児を出産して以降は“可愛いママ”の代表として、テレビや雑誌などで注目を集めている。その変わらぬ美しさの秘訣(ひけつ)を聞くと、スキンケアは「1カ月前から、炭酸パックを毎朝20分くらいしています。顔に塗ってもダラダラたれてこないタイプなので、その時間を使って掃除をしたり家事もできるんです。すごくいいですよ」と語り、食品では「最近、有機野菜の宅配を始めてから、無添加や無農薬の食材にはまっています。お砂糖も、きび砂糖や三温糖などを使うようにしています」とこだわりを明かした。

 次回は、小倉さんのママとしての日常について聞く。

 <プロフィル>

 おぐら・ゆうこ。1983年11月1日生まれ、千葉県出身。グラビアアイドルとしてデビューし、その後、テレビや雑誌、CMなどで活躍。2011年に結婚、12年6月に男児のママに。家事と育児をしながら食・ファッション・インテリアなどのプロデュースを行い、幅広く才能を発揮している。現在、バラエティー番組「さんまのスーパーからくりTV」(TBS系)、「ノブナガ」(CBC)に出演中。

写真を見る全 8 枚

芸能 最新記事