テルマエ・ロマエ2:ルシウスが草津温泉で殿堂入り 阿部寛は恐縮

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 女優の上戸彩さんと俳優の阿部寛さんが21日、映画「テルマエ・ロマエ2」(武内英樹監督、26日公開)のロケ地の草津温泉(群馬県草津町)で開催された同作の試写会に登場した。草津町は2000年に、町制施行100周年を記念して、同町を訪れたゆかりのあるヤマトタケル、源頼朝、行基菩薩、石原裕次郎らを“草津に歩みし100人”として選出し、湯畑を囲む石のさくに名前を刻んでおり、101人目として阿部さんが演じた主人公のルシウス・モデストゥスの名前が刻まれることになった。

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 阿部さんは「あまりにも周りの方がすごい人物なので、うれしい半面、恐れ多いです」と恐縮し、上戸さんは「阿部さんでなくて、ルシウスの名前というのが面白いですね。でも、初めて聞いたときはすごいなと思いました。阿部さんの名前がよかったけれど(笑い)。次は阿部寛と上戸彩の名前が刻まれるように頑張ります!」と笑顔で話した。

 2人は、草津の源泉の温度を下げるため、長さ約180センチの板でお湯をかき混ぜる「湯もみ」を体験。試写会はホテル一井の大宴会場で行われた。

 映画は、「コミックビーム」(エンターブレイン)で連載されたヤマザキマリさんの人気“風呂”マンガを阿部さん主演で実写化した映画「テルマエ・ロマエ」(2012年4月公開)の続編。古代ローマの浴場設計技師・ルシウスが、今度はコロッセオに剣闘士の傷を癒やすテルマエ建設を命じられ、再び現代日本へとタイムスリップし、お風呂専門雑誌のライターに転向していた真実(上戸さん)と再会する……という展開。

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