小林幸子:ついにコミケデビュー “ラスボス降臨”に会場騒然

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 歌手の小林幸子さんが17日、東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催中の日本最大の同人誌即売会「コミックマーケット(コミケ)86」に初めて参加した。小林さんは紺色の浴衣姿で会場に現れ、“演歌の大御所”らしく初参加にもかかわらず、人気サークルが配置される“壁サークル”扱いで、ブースにも立ってミニアルバムCD「さちさちにしてあげる♪」を販売。ブースには開場と同時に行列ができ、小林さんは笑顔でファンと握手をしながら売り子を務めた。

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 小林さんは「5884組(コバヤシグミ)」として参加し、CDには「さちさちにしてあげる♪」「吉原ラメント」「千本桜」など初音ミクなど音声合成ソフト「ボーカロイド」で制作された楽曲のカバーが収録されている。

 小林さんは、混乱を避けるために、隣のブースに出展しているビートまりおさんのサークル「COOL&CREATE」と合同での参加。両サークルのCDを同時購入した参加者には先着で“ラスボス降臨”と大書された特製の紙袋も渡された。

 コミケは、1975年に始まったマンガや小説・ゲーム・音楽などの同人誌の即売会で、現在は夏と冬の年2回開催されている。2013年夏は期間中約59万人、同年冬は同約52万人を集めている。コミケ86の最終日の17日は、約1万1500にもおよぶ創作系サークルなどが出展している。

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