寄生獣:「ARIA」でトリビュート企画 第1弾はサスペンスとギャグの2本立て

トリビュート企画「ネオ寄生獣f(エフ)」がスタートした月刊マンガ誌「ARIA」11月号
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トリビュート企画「ネオ寄生獣f(エフ)」がスタートした月刊マンガ誌「ARIA」11月号

 岩明均さんの人気マンガ「寄生獣」を人気女性マンガ家がそれぞれの視点から描くトリビュート企画「ネオ寄生獣f(エフ)」が27日発売の月刊マンガ誌「ARIA」(講談社)11月号でスタートすることが26日、明らかになった。第1弾は、人間社会を少女マンガで学習した寄生生物と女子高生のサスペンスバトル「王子」(厘のミキさん作)と、新一とミギーの禁断の休日を描くギャグ「禁じられた遊び」(ミキマキさん作)の2本立てで、同号には岩明さんの「寄生獣」第1話も特別掲載される。

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 同企画について、厘のさんは「新一とミギーは聖域だから私なんかが触れちゃいけないと思い、じゃあどうするかと最終的に完全オリジナルで描いてしまいました」、ミキマキさんは「新一とミギーの、一言では言い表せない関係性がとても好きです。緊迫した本編の状況のなかで、ふと、ミギーと新一の和む掛け合いがあったりするところも寄生獣の魅力だと思います」とそれぞれコメントしている。

 「寄生獣」は、1989~95年に「月刊アフタヌーン」(講談社)で連載。人間に寄生して恐ろしい力で人間を捕食する寄生生物(パラサイト)の脅威に、パラサイトの「ミギー」が右手に寄生した高校生の新一が悩みながらも立ち向かう姿などを描いている。10月からテレビアニメ版がスタートするほか、染谷将太さんが主演する実写映画版も公開される予定。

 12月号以降も「わたしに××しなさい!」の遠山えまさん、人気マンガ「進撃の巨人」のスピンオフ作品「進撃の巨人 悔いなき選択」の作画を手がけた駿河ヒカルさんのほか、中村明日美子さん、由貴香織里さん、なるしまゆりさん、わたなべあじあさん、小嶋ララ子さん、久世番子さんらが同企画に参加する。

 また、25日に発売された「月刊アフタヌーン」11月号でもトリビュート企画「ネオ寄生獣」がスタート。同号には「アゴなしゲンとオレ物語」や「監獄学園(プリズンスクール)」で知られる平本アキラさんによる「アゴなしゲンとオレは寄生獣」が掲載されている。

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