弱虫ペダル:イケメンたちがハンドル手にステージ激走 舞台第5弾の東京公演スタート

舞台「『弱虫ペダル』箱根学園篇~野獣覚醒~」の一場面
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舞台「『弱虫ペダル』箱根学園篇~野獣覚醒~」の一場面

 「週刊少年チャンピオン」(秋田書店)で連載中の自転車マンガが原作の舞台「『弱虫ペダル』箱根学園篇~野獣覚醒~」の東京公演が30日、六本木ブルーシアター(東京都港区)でスタートした。2012年にスタートした舞台の第5弾で、主人公・小野田坂道が通う総北高校のライバル校・箱根学園の荒北靖友の成長と苦悩が描かれている。レースシーンでは、自転車でステージを走り回るわけにはいかないことから、荒北を演じる鈴木拡樹さんら出演者はハンドルを手に持ち、ペダルを漕ぐ動くような動きでステージ上を走り回る姿が見られた。

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 舞台は23~26日に大阪公演が行われ、東京公演は11月3日まで。東京・大阪公演を合わせて約1万5000枚のチケットが即完売するほどの人気で、東京公演の初日も女性を中心としたファンが詰めかけた。

 「弱虫ペダル」は渡辺航さんのマンガが原作。フィギュアやアニメが大好きな小野田坂道が、入学した千葉県の総北高校でロードレースと出合い、仲間とともにインターハイ優勝を目指す……というストーリー。コミックスは36巻まで発売されており、累計発行部数は1100万部以上を誇っている。テレビアニメ第2期が現在放送中。

 「箱根学園篇~野獣覚醒~」は、「弱虫ペダル」のスピオンオフマンガ「SPARE BIKE」の荒北を主人公としたエピソードを基とした舞台。中学時代に肘の故障により野球の選手生命を絶たれた荒北は、箱根学園の自転車競技部に入部。チームメイトとうまくいかない日々を過ごしていたが、過酷な練習の中ではい上がろうとする姿に、徐々に一目置かれる存在になっていく。荒北が3年生時のインターハイ3日目の前夜の箱根学園や総北高校の部員の様子も描かれている。箱根学園のメンバーとして福富寿一を滝川英治さん、東堂尽八を北村諒さん、新開隼人を宮崎秋人さんが演じ、主人公の小野田は登場しない。

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